音波探査測線位置図

探査測線位置図

測線Aは、北西−南東方向に分布する余震域(連続的に並ぶ○で示される)の上を通過しており、両者が交差する位置の音波探査測線記録上に最大15mにわたる海底の段差(サブボトムプロファイラー記録上でより明瞭)が認められる。この段差は幅700mくらいの間での落差なので,斜面としては非常に緩やかな斜面といえる。この段差は、今回の地震を起こした活断層の海底面上への現れの可能性があるが、調査当時はこの測線周辺の併走する測線及び交差する測線のいずれにも出現しないため延長方向を追跡できず、断層による段差の可能性はあるものの、確定はできていなかった。