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地質ニュース 2002年6月号 No.574
表紙
三宅島2000年カルデラ北東壁に露出するスオウ穴火口の断面:
三宅島2000年噴火で形成されたカルデラのカルデラ壁には、三宅島火山内部断面が露出している。北半には主に降下火砕物からなる主成層火山の断面が、南半には溶岩流を主体とする八丁平カルデラ埋積堆積物が露出する。表紙はカルデラ壁北東部に露出する、9世紀の側火口であるスオウ穴火口の断面、主成層火山の降下火砕物とアグルチネートを切って、じょうご状に開いたマグマ水蒸気爆発火道が見える。スオウ穴火口には噴火後水がたまり、池を作っている。スオウ穴火口は径約300m。
(写真と文:川邉禎久)
目次 (56KB)
口絵
タイトル | 著者 | |
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ヘリ観測による三宅島2000年カルデラの様子 | 川邉禎久・中野 俊・東宮昭彦・伊藤順一 | (490KB) |
全島避難から1年半が経過した三宅島 | 佐藤 努・東宮昭彦 | (481KB) |
スキャナーによる観察例 | 須藤定久 | (1.1MB) |
本文
タイトル | 著者 | |
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三宅島2000年噴火 -ヘリ観測編- | 川邉禎久・宮城磯治・東宮昭彦・伊藤順一・中野 俊・高田 亮・宇都浩三・松島喜雄・山元孝広・石塚吉浩・星住英夫・濱崎聡志・佐藤久夫・斎藤元治・須藤 茂・栗原 新・浦井 稔・風早康平・篠塚広志・石塚 治・下司信夫・金子克哉 | (536KB) |
三宅島2000年噴火 -酸性雨編- | 佐藤 努・中村太郎・伊藤順一・高橋 誠 | (503KB) |
地理情報システム(GIS)を利用した地熱資源の評価(アセスメント)新計画 | 茂野 博・阪口圭一 | (1.5MB) |
スキャナーによる岩石類の観察 | 須藤定久 | (465KB) |
消えたダイヤの秘密 “インドネシア白亜紀付加体地質紀行-南カリマンタン編” | 脇田浩二 | (1.1MB) |
化石レプリカを作ろう -青少年のための科学の祭典・茨城大会日立会場参加報告- | 利光誠一・谷田部信郎・松江千佐世・河村幸男・川畑 晶・吉田朋弘・中澤 努・坂野靖行・兼子尚知・中島 礼 | (210KB) |
お知らせ 地質標本館夏の行事予定 | (59KB) | |
新刊紹介 タービダイトの話(地質ニュース復刻版) | 中嶋 健 | (61KB) |
編集後記 | 吉田史郎 | (53KB) |