地質ニュース バックナンバー目次集へ
2002年一覧へ
前号へ 次号へ
地質ニュース 2002年7月号 No.575
表紙
福井県大野市打波川流域の石灰華形成地:
福井県大野市北東の打波川流域には、冷泉性の石灰華形成地が川に沿って3ヵ所みられる。飛騨変成岩類中の結晶質石灰岩を融解した地下水が、鳩ヶ湯(鳩ヶ湯-小池)断層またはそれに付随した断層によって地上に湧出し、炭酸カルシウムが析出して石灰華が形成していると考えられる。写真は本文中第2地点の中央部(下部)の石灰華で、色彩や形状が多様である。
(写真と文:伊藤一康・寺田和雄)
目次 (49KB)
口絵
タイトル | 著者 | |
---|---|---|
福井県大野市打波川流域の石灰華形成地 | 伊藤一康・寺田和雄 | (703KB) |
本文
タイトル | 著者 | |
---|---|---|
特集:環境を記録する生物 I | ||
環境を記録する生物 | 川幡穂高 | (49KB) |
浮遊性有孔虫が記録する海洋環境 -どのような環境指標として有効か?- | 黒柳あずみ | (375KB) |
有孔虫殻の化学・同位体組成を用いた古環境間接指標の評価 -飼育実験からのアプローチ- | 豊福高志 | (380KB) |
古海洋環境指標としての円石藻 | 田中裕一郎 | (378KB) |
サンゴ骨格を用いた古海洋環境の復元 | 井上麻夕里 | (416KB) |
古環境指標としての石灰藻 | 井龍康文・松田伸也 | (521KB) |
シャコガイが記録する日単位の環境変動 | 渡邊 剛 | (374KB) |
アンモナイトに記録された太古の古環境を読む | 守谷和佳 | (388KB) |
用語解説 | 川幡穂高 | (152KB) |
福井県大野市打波川流域に見られる石灰華形成地 | 伊藤一康・寺田和雄 | (532KB) |
東海地方で開発された地下空洞の調査と充填工法 | 藤井紀之 | (687KB) |
お知らせ 新潟地質情報展 | 地質調査情報部 | (73KB) |
編集後記 | 吉田史郎 | (50KB) |