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地質ニュース 2005年1月号 No.605
表紙
養老渓谷沿いの上総層群:
房総半島には、連続性に富む砂(岩)層と泥(岩)層が互いに上下に整然と重なってできている地層が頻繁に観察される。写真は養老川の蛇行部の崖にみられる上総層群中部の梅ヶ瀬層最下部の砂勝砂泥互層で、厚さ1-2 mの褐色~暗褐色をしたタービダイト砂層と厚さ10-50 cmの白色の泥層から構成されている。養老渓谷温泉郷西側の養老川沿いでは、川沿いに散策ルートが整備されており、地層の観察に適している(本特集号タービダイトの話参照)。
(写真と文:徳橋秀一)
目次 (719KB)
口絵
タイトル | 著者 | |
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千葉地域の地質年表 | 地質情報展事務局 | (264KB) |
美しい砂の世界 | 藤橋葉子・須藤定久 | (594KB) |
本文
タイトル | 著者 | |
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年頭のご挨拶 | 佃 栄吉 | (714KB) |
特集:地質情報展2004ちば海から生まれた大地 I | ||
地質情報展2004ちば海から生まれた大地 | 吉田朋弘 | (793KB) |
海から生まれた千葉の大地 – その歴史をひも解く | 宍倉正展・川上俊介 | (787KB) |
海岸段丘が語る過去の巨大地震 | 宍倉正展 | (1.3MB) |
房総半島南端の陸上で深海底探検?! – 付加体層序学展示、てんまつ記 – | 川上俊介 | (782KB) |
タービダイトの話 – 房総半島はタービダイトの一大宝庫です – | 徳橋秀一 | (892KB) |
関東平野の地盤を観察できるところ:木更津付近の地質 | 中澤 努・小松原 琢・兼子尚知・徳橋秀一 | (767KB) |
「海の底の調べ方」とグラブ採泥器模型によるマンガン団塊採取 | 荒井晃作・棚橋 学・辻野 匠・野田 篤・田村 亨 | (790KB) |
地熱資源と地熱発電・地中熱利用、千葉近辺の温泉 | 佐脇貴幸・水垣桂子 | (881KB) |
千葉県の天然ガス・ヨウ素資源 | 金子信行 | (1.0MB) |
房総半島の山砂利資源 – 開発と環境を見つめる – | 須藤定久・藤橋葉子 | (879KB) |
美しい砂の世界 – 千葉県の海浜砂あれこれ – | 藤橋葉子・須藤定久 | (841KB) |
土壌・地質汚染評価基本図 – 5万分の1 姉崎 – | 氏家 亨・中川さや香・丸茂克美 | (760KB) |
いまインジウムが面白い – 札幌市の豊羽鉱山 | 石原舜三 | (1.0MB) |
モンゴルの地質探訪記(その2):モンゴルの地質と地質調査 | 柏木健司・束田和弘・栗原敏之・丹羽正和・常盤哲也 | (1.3MB) |
小さな町の大きな恐竜、アルゼンチン、ウィンクルの博物館 | 須藤 茂 | (1.3MB) |
地質標本館だより No.71 | (814KB) | |
編集後記 | 須藤定久 | (715KB) |