巨大地震による複合的地質災害に関する調査・研究(2013年度 終了)
平成23 年3 月11 日に発生した東日本大震災は、国内観測史上最大のマグニチュード9.0に達する超巨大地震であり、震源域は長さ500km にも及び、東北・関東8 県の広い範囲で震度6 以上の強い揺れが観測されました。東日本大震災により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表します。また、被災され今なお避難生活を余儀なくされている方々に心からお見舞い申し上げます。
産総研地質分野では、平成23 年度第三次補正予算「巨大地震・津波災害に伴う複合地質リスク評価」により、今後の防災・被災に資するデータ・情報整備すること、およびそれらの効率的な成果発信・活用することを目的として、複合的な地質災害に関するプロジェクトを推進してきました。
本プロジェクトで実施してきた「津波災害調査研究」、「地震災害調査研究」、「液状化災害調査研究」、「土壌汚染調査研究」、「地下水汚染調査研究」および「研究成果の発信」について、これまでの調査研究成果を随時公開していく予定です。
我々の地質学的手法を基礎に置く災害研究が今後の被害軽減に活かされるよう着実な努力を重ねてまいりたいと思います。
津波災害調査
津波災害リスクの調査・研究の概要 (岡村行信) <PDF:1.1MB>
地震災害調査
地震災害リスク評価のための調査研究の概要 (桑原保人) <PDF:1.6MB>
地盤液状化調査
地盤液状化リスク調査・評価研究の概要 (光畑裕司) <PDF:3.9MB>
土壌汚染調査
土壌汚染リスク調査の概要 (駒井武) <PDF:5.4MB>
地下水汚染調査
地下水汚染リスク研究の概要 (丸井敦尚) <PDF:1.5MB>