地質調査総合センター研究資料集、 no. 635

大山倉吉テフラの降灰シミュレーション
Numerical simulation for the Daisen-Kurayoshi tephra, Japan

山元孝広^*1

^*1地質調査総合センター活断層・火山研究部門

内容紹介：

この研究資料集は、大規模噴火事例の定量化を目的に、大山火山より約5万年前に噴火したプリニー式噴火の産物である大山倉吉テフラの噴煙柱パラメータを推定したものである。具体的にはTephra2降灰シミュレーションによる堆積物分布の再現計算400ケースを実施して、噴出量、噴煙柱高度、粒度分布などのパラメータを評価した。なお、本報告は文部科学省のエネルギー対策特別会計委託事業による委託業務として、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構が実施した平成25年度「外部ハザードに対する崩壊熱除去機能のマージン評価手法の研究開発」のうち、産業技術総合研究所が再委託業務として実施した「火山噴火ハザード評価手法の開発」で行ったものである。

本研究資料集のCD-ROMに収められたファイルは下記の通りです。

• gsj_openfile_635.pdf (18MB)

受理日：2016年8月24日

引用例：

山元孝広（2016）大山倉吉テフラの降灰シミュレーション．地質調査総合センター研究資料集，no.635，産総研地質調査総合センター, p.1-46.