地質調査総合センター研究資料集、 no. 379

有珠火山1910年噴出物の反射電子像
BEI of Mt. Usu 1910 ash

宮城磯治・星住英夫
Isoji MIYAGI and Hideo HOSHIZUMI

内容紹介:

有珠山の1910年の活動でできた潜在溶岩円頂丘四十三山(よそみやま)の山頂部に人力で溝を掘り、 1910年および1977年の噴出物を採取した。 このうち1910年とされた噴出物を、水洗、篩分け(0.18-0.25 mm)し、 樹脂に埋め込んだ後、片面研磨し、EPMAで研磨面のデジタルBEI(反射電子像)を撮影した。 ハンドピック (実体顕微鏡等の下で任意の粒子をピンセット等で選択すること) は行なわず、 篩分けされた粒子をそのまま埋め込み研磨した。デジタルBEI像の撮影は1mm間隔で行なわれ、 撮影対象のほぼ全面積がカバーされている。

頁数:4, CD-ROM:1

受理日:2002年4月1日

最新情報:

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引用例:

宮城磯治・星住英夫(2002) 有珠火山1910年噴出物の反射電子像, 地質調査総合センター研究資料集, no. 379, 産業技術総合研究所地質調査総合センター.