内容紹介 有珠山の1910年の活動でできた潜在溶岩円頂丘 四十三山(よそみやま)の山頂部に人力で溝を掘り、 1910年および1977年の噴出物を採取した。 このうち1910年とされた噴出物を、水洗、篩分け(0.18-0.25 mm)し、 樹脂に埋め込んだ後、片面研磨し、EPMAで研磨面の デジタルBEI(反射電子像)を撮影した。 ハンドピック (実体顕微鏡等の下で任意の粒子をピンセット等で選択すること) は行なわず、篩分けされた粒子をそのまま埋め込み研磨した。 デジタルBEI像の撮影は1mm間隔で行なわれ、 撮影対象のほぼ全面積がカバーされている。