地質調査所月報 Vol.49 No.10 (1998)

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日本周辺海域におけるメタンガスハイドレート分布域

日本周辺海域におけるメタンガスハイドレート分布域

  南海トラフ、銚子海脚、千島海溝、日本海東縁部、オホーツク海南縁部で天然メタンガスハイドレートが分布していると推定される。分布域は音波探査記録上に認められるBSRの分布から推定された。奥尻海嶺 (ODP Site 796) ではメタンガスハイドレート試料が採取されている。南海トラフ (ODP Site 808) では間隙水中の塩素イオン濃度異常によりハイドレート層が確認された。佐藤他 (1996) の分布域データを一部改変しGMT (Wessel and Smith,1991) によりNOAAのETOPO5地形データと共に作図した。

(写真提供 : 棚橋 学)

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特集:天然ガスハイドレート

タイトル著者PDF
天然ガスハイドレート特集にあたって 奥田義久 (493) 49-10_01.pdf (141KB)
Introduction to exploration research on gas hydrates in Japan Yoshihisa OKUDA (494-500) 49-10_02.pdf (1,054KB)
メタン-エタン混合ガスハイドレートの相平衡条件の測定と堆積物用ガスハイドレート合成装置の概要 前川竜男 (501-507) 49-10_03.pdf (909KB)
弾性波シミュレーションによるメタンハイドレートBSR 倉本真一 (509-516) 49-10_04.pdf (2,550KB)
二種のゲストを含むハイドレートの組成と安定性 奥井智治・前田有理子・平岡龍三 (517-526) 49-10_05.pdf (1,335KB)
天然ガスハイドレートの生成・集積モデル 早稲田周・内田 隆 (527-539) 49-10_06.pdf (1,875KB)
海底メタンハイドレート探査における地殻熱流量測定 松林 修 (541-549) 49-10_07.pdf (1,156KB)