GSJ 地質ニュース
表紙
航空機から見た磐梯火山と五色沼湖沼群
福島県会津盆地北縁に位置する磐梯山は東北地方有数の活火山であり,有史以来,多数の噴火災害を起こしたことが知られている.特に1888 年7 月15 日の水蒸気噴火は,明治以降の近代日本初の大規模激甚災害であったことが記録されている.この噴火により裏磐梯地域において大規模な山体崩壊が発生し,これに引き続く岩屑なだれやラハール等の流入による河川堰き止めにより,五色沼湖沼群と称される桧原湖,小野川湖,秋元湖などの大小様々な湖沼が形成された(写真右手前).
(写真・ 文:七山 太 産総研地質調査総合センター 地質情報研究部門)
目次
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頁 | タイトル / 著者 | |
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表紙・目次・裏表紙 | 航空機から見た磐梯火山と五色沼湖沼群 / 七山 太 | 434KB |
p.109-117 | 地質標本館における「地層の話」プログラム(後編)三角州形成と海水準変動の再現実験に適当な“砂”の検討 / 辻野 匠・森尻理恵 ・佐藤隆司・高橋 誠 ・下川浩一 ・須藤 茂 ・利光誠一 | 3.4MB |
p.118-134 | 蛍石の「履歴書」 / 佐脇貴幸・兼子尚知・中村由美・朝川暢子 | 2.5MB |
p.135-137 | 第33回 GSJシンポジウム地圏資源環境研究部門研究成果報告会「地圏に関わる社会課題の解決に向けて」 開催報告 / 地圏資源環境研究部門広報委員会 | 1.6MB |
p.138-139 | 嶋崎吉彦さんを偲んで / 牧野雅彦 | 348KB |
p.140 | 新人紹介(浦田優美・青木伸輔) | 2MB |