地質調査総合センター研究資料集、no. 716

東南海・南海地震予測のための地下水等総合観測施設整備工事（三重県松阪市地区）報告書
Report on the construction of AIST integrated groundwater observation station in Matsusaka, Mie Prefecture for predicting Tonankai and Nankai earthquakes

重松紀生^*1・小泉尚嗣^*2・木口　努^*1・渡辺　寛^*3・伊藤　勉^*3

^*1産業技術総合研究所地質調査総合センター 活断層・火山研究部門、^*2滋賀県立大学（元活断層・火山研究部門）、^*3株式会社日さく

SHIGEMATSU Norio^*1, KOIZUMI Naoji^*2, KIGUCHI Tsutomu^*1, WATANABE Hiroshi^*3 and ITO Tsutomu^*3

^*1Research Institute of Earthquake and Volcano Geology, Geological Survey of Japan, AIST、
^*2University of Shiga Prefecture (Former Research Institute of Earthquake and Volcano Geology)、^*3NISSAKU CO., LTD.

内容紹介：

　本研究資料集は平成19年度に産業技術総合研究所が三重県松阪市に設置した地下水等総合観測施設（松阪飯高観測点）の報告書である。

松阪飯高観測点の概要は以下の通り

• 工事場所
  三重県松阪市飯高町赤桶字羽白又 1680 赤桶水道組合所有地内
  緯度334.4530度、経度136.3129度、標高296 m
• 井戸の概要
  
  • 孔１
    深度 600 m、ケーシング口径 151 mm、コア掘削8〜600 m
  • 孔２
    深度 200 m、ケーシング口径 151mm、コア掘削180〜208 m
  • 孔３
    深度 30 m、ケーシング口径 151mm、コア掘削13〜30 m

受理日：2021年4月12日

松阪飯高観測点の関連資料：

重松紀生・小泉尚嗣・渡辺　寛・伊藤　勉・曽出康浩・西脇　仁 (2009)　GSJコア飯高赤桶観測点資料，地質調査総合センター研究資料集, no.511, 産業技術総合研究所地質調査総合センター.

引用例：

重松紀生・小泉尚嗣・木口　努・渡辺　寛・伊藤　勉（2021）東南海・南海地震予測のための地下水等総合観測施設整備工事（三重県松阪市地区）報告書，地質調査総合センター研究資料集，no.716，産業技術総合研究所地質調査総合センター.422p.

Citation：

SHIGEMATSU Norio, KOIZUMI Naoji, KIGUCHI Tsutomu, WATANABE Hiroshi and ITO Tsutomu (2021) Report on the construction of AIST integrated groundwater observation station in Matsusaka, Mie Prefecture for predicting Tonankai and Nankai earthquakes. Open-File Report of the Geological Survey of Japan, AIST, no.716, 422p.