地質調査総合センター研究資料集、 no. 531

岩石学的に有用ないくつかの変数のコンターマップ:2004年9月1日の浅間山噴出物の例
Contour maps of some useful petrological parameters on P-T plane:
A case of the eruptive products of the Asama volcano on 1 September 2004

宮城 磯治

Isoji MIYAGI

内容紹介:

浅間山の2004年9月1日の噴出物(三宅・他,2005)に対して、 MELTSプログラム(Ghiorso and Sack,1995)を用いて、 様々な温度・圧力・含水量・酸素分圧を与えた計算を行ない、 得られた結果のうち火山噴火メカニズムの理解にとって重要ないくつかのパラメータ (メルトの量、粘性、密度、化学組成、鉱物の種類、量、化学組成)を、 温度・圧力平面上に約1000枚の等高線図で表現し、 これらをハイパーテキストで相互リンクした。

その結果、マグマの上昇や冷却に伴なう岩石学 的変数の変化の様子が定量的かつ直感的な把握が可能になった。

本文は→ こちらをご参照ください (index.html)

Pages: 1146,Graphs: 1146

受理日:2010年12月24日

引用例:

宮城 (2010) 岩石学的に有用ないくつかの変数のコンターマップ: 2004年9月1日の浅間山噴出物の例. 地質調査総合センター研究資料集、 no. 531、 産総研地質調査総合センター.

Miaygi (2010) Contour maps of some useful petrological parameters on P-T plane: A case of the eruptive products of the Asama volcano on 1 September 2004. Open File Report of GSJ, no.531, Geological Survey of Japan, AIST.