地質調査所月報 Vol.51 No.1 (2000)
表紙
佛宇多 (佛ヶ浦) 下北半島西海岸のほぼ中央部の海食地形
日本列島の背弧側には第三紀中新世の火山岩類が大量に噴出し、著名な黒鉱や金銀鉱床を生成した。写真は中-上部中新統に属する流紋-デイサイト質凝灰岩で、ほぼ水平な層理面に強い縦溝浸食が特徴的である。その奇抜な浸食地形と霊場"恐山"の宗教思想が結びつき、奇岩には十三佛・蓮華岩・如来の首・香炉岩・五百羅漢など仏教に因んだ名称が付けられている (昭和14年国指定天然記念物)。
(写真提供 : 石原舜三)
目次
タイトル | 著者 | |
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鈴鹿東縁断層帯における地下水観測井の新設-北勢観測井- | 佐藤 努・高橋 誠・佃 栄吉・上村 尚・菅原豊松 (1-16) | 51-01_01.pdf (2,533KB) |
Late Cenozoic ore deposits and their sulfur isotopic ratios of the northeastern Hokkaido, Japan | Shunso ISHIHARA, Masahiro YAHATA. Yukitoshi URASHIMA and Yasushi WATANABE (17-28) | 51-01_02.pdf (1,324KB) |
Recent surface faulting of the North Anatolian fault along the 1943 Ladik earthquake ruptures | Toshikazu YOSHIOKA, Koji OKUMURA, Ismail KUSCU and Omer EMRE (29-35) | 51-01_03.pdf (706KB) |
八尾地域の前期中新世地磁気層序の精密化 | 伊藤康人・渡辺真人 (37-45) | 51-01_04.pdf (1,281KB) |