地質調査所月報 Vol.50 No.10 (1999)
表紙
北海道、日高変成帯主帯に産する、塩基性グラニュライトの顕微鏡写真 (左 : 開放ニコル、右 : 直交ニコル)
変成帯北部のはんれい岩類の西端に沿って、面構造の発達した塩基性グラニュライトが分布し、その化学組成は、海嶺玄武岩に良く類似する。写真の岩石は主に斜長石、褐色普通角閃石、斜方輝石、単斜輝石から構成され、比較的粗粒で輝石に富む。淡色で屈折率の高い斜方輝石と単斜輝石は、斜長石に接して分布することが多い。縦方向の長さは約2.6mm。[本号の御子柴 (氏家) 論文を参照、試料番号92100307。]
(写真提供 : 御子柴 (氏家) 真澄)
目次
タイトル | 著者 | |
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北海道日高変成帯主帯の塩基性変成岩の地球化学的特徴:海嶺玄武岩との類似 | 御子柴(氏家)真澄 (613-634) | 50-10_01.pdf (3,157KB) |
濃尾平野における地下温度プロファイル | 内田洋平・佐倉保夫(635-659) | 50-10_02.pdf (1,974KB) |
Ilmenite-series and magnetite-series classfications of the Yanshanian granitoids of South China | Shunso ISHIHARA and Ping-an WANG (661-670) | 50-10_03.pdf (2,012KB) |