GSJ 地質ニュース
表紙
南極ラングホブデ地域の沿岸部
昭和基地から南に約30km.標高96m のピークからリュッツォ・ホルム湾方面を望む.植生の全くない茶色の岩盤は主に片麻岩からなり,過去に発達していた氷河によって削られた複雑な地形で特徴付けられている.そのため,沿岸域には小さな湾や入り江が入り組んでおり,海水準が低下していた時代,これらの湾は海から切り離された“池” だった可能性がある.一方,岩盤の上には,氷河の置き土産である“迷子石”が転がっている.
(写真・文:板木拓也 産総研地質調査総合センター地質情報研究部門)
目次
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頁 | タイトル / 著者 | |
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表紙・目次・裏表紙 | 南極ラングホブデ地域の沿岸部 / 板木拓也 | 1.8MB |
p.301-306 | 第61次日本南極地域観測隊(JARE61)参加報告 / 板木拓也 | 3MB |
p.307-310 | チバニアンの地層「千葉複合セクション」から明らかになった最後の地磁気逆転の全体像 / 羽田裕貴・岡田 誠・菅沼悠介・北村天宏 | 667KB |
p.311-314 | 新型コロナウイルス禍に東京で観察された地震計ノイズレベルの低下 / 矢部 優・今西和俊・西田 究 |
1MB |
p.315-316 | 鹿沼軽石(Ag-KP)の噴出年代 / 小松原純子・大井信三 | 1MB |
p.317-326 | 地質標本館における「地層の話」プログラム(前編) 三角州の形成と海水準変動の再現実験の紹介 / 辻野 匠・森尻理恵 ・佐藤隆司・高橋 誠 ・下川浩一 ・須藤 茂 ・利光誠一 |
6.3MB |
p.327 | ニュースレター 「地質標本館 開館40周年」 | 375KB |
p.328 | 受賞・表彰 「羽田裕貴さんが茨城大学学長学術特別表彰を受賞」 | 403KB |