GSJ 地質ニュース
表紙
三重県鳥羽市大村島北西海岸に露出する枕状溶岩
三重県鳥羽市の大村島の北西海岸には枕状溶岩が露出している.
この枕状溶岩はジュラ紀付加体青峰コンプレックス中の玄武岩岩塊であり,鳥羽市の天然記念物に指定されている.既存研究によると,付近の石灰岩から中期ペルム紀の紡錘虫化石が,また東海岸の泥岩から後期ジュラ紀の放散虫化石が報告されている.なお,大村島は無人島であり,アクセスには傭船などが必要である.島の位置については,本紙の鳥羽図幅紹介記事を参照されたい.
(写真・文:地質調査総合センター地質情報研究部門 内野隆之)
目次
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頁 | タイトル / 著者 | |
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表紙・目次・裏表紙 | 三重県鳥羽市大村島北西海岸に露出する枕状溶岩 / 内野隆之 | 1MB |
口絵 | ||
p.87-90 | 霧島山新燃岳2018年噴火に関する調査結果[2018年3月] / 地質調査総合センター | 2MB |
p.91-101 | 5万分の1 地質図幅「鳥羽」の概要紹介と地質構造の解説 / 内野隆之 | 14MB |
p.102-112 | 国際応用地質学会第11回アジア地域会議とヒマラヤ山麓の地質環境 / 小松原 琢 |
7.4MB |
p.113-114 | シリーズ「GSJ 筑波移転」について / GSJ 地質ニュース編集委員会 | 462KB |
p.115-117 | 「GSJ 筑波移転」第1回松井和典さんインタビュー「地質調査所の施設設計」 / (聞き手)小松原純子・岡井貴司 |
3.6MB |