2000-2001年作成の新作地質図
「GEOSCIENTIFIC MAP OF SOUTHERN PART OF KOREA, WESTERN PART OF JAPAN AND THEIR ADJOINING SEAS(A3シート)」
大久保泰邦・石原丈実・田中明子・駒澤正夫・岸本清行・
脇田浩二・Maria Joy N. DAIGO・内田利弘・松林修・宮崎光旗
旧地質調査所と韓国地質資源研究所(KIGAM)との相互協力によってまとめられた地球科学に関するアトラスです.
地下構造を表す磁気図,重力図,温度構造に関するデータや地形・海底地形など,最新のデータをまとめました.
この結果,今までは知られていなかった日本海の構造や地下構造などが発見できるようになりました.これを用いて日本海の形成を解き明かすことや,海流シミュレータの基礎データに用いて,環日本海沿岸の環境を評価することが可能となってきました.
韓国ではこのデータを基に,中・低温の地熱資源開発が開始されています.