近畿の地質図展
知ってますか?あなたの町の地質 −近畿の地質図展−
- 2002年 2月16日(土)〜17日(日)
9:30〜16:30 - 大阪市立自然史博物館
大阪市東住吉区長居公園 1-23
2月16・17日、大阪市立自然史博物館は932名の来場者で賑わいました。
会場の床約63・には、200%に編集・拡大した近畿地方の5万分の1地質図をインデックスマップとして広げ、来場者はその上に立って自分の家を探し、それをきっかけに説明者の案内で展示された活構造図等の説明を聞いていました。
体験学習コーナー(アンモナイト化石のレプリカ作り,鳴り砂,ペットボトルを使った地盤の液状化実験)は、多くの子ども達で賑わい、中には真剣な手付きで石こうを型に流し込む大人の姿も見られました。
今回、特に感じたことは、来場者が本気で地質について考えているということです。その背景には、阪神淡路大震災(1995年)があることは間違いありません。身近なところから自分の足下の地質に興味を持っていただくためには、近畿地方の拡大地質図からの導入は成功でした。
なお、同会場での地質図などの展示は3月10日(日)まで続けて行います。
参加費は無料。ただし入館料(大人300円、高校生200円、中学生以下無料)が必要です。