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地質ニュース 2004年5月号 No.597
表紙
南アフリカTau Tona金鉱山深度3kmにあらわれた震源断層
2003年3月に南アフリカTau Tona金鉱山の深度約3kmにおいてM2.5の地震が発生した。震源は筆者も参加している「南アフリカ金鉱山における半制御地震発生実験国際共同グループ」の研究ターゲットのひとつであるKen’s断層であり、地震の約2ヵ月後の5月に現場を訪れることができた。写真は高さ1mほどの採掘域内にあらわれた断層変位で、天井の右半分がずり下がり、抗木の頂部が破損しているのが分かる。詳しくは口絵(小笠原・佐藤)参照。
(写真と文:佐藤隆司)
目次(698KB)
口絵
タイトル | 著者 | |
---|---|---|
M4.6地震の震源(南アフリカMatjhabeng金鉱山) | 小笠原 宏 | (281KB) |
M2級地震の震源と応力集中(南アフリカTau Tona金鉱山) | 小笠原 宏・佐藤隆司 | (282KB) |
高温高圧実験による地震発生の素過程の解明 | 増田幸治・新井崇史・高橋美紀・重松紀生 | (236KB) |
地質調査に使える登攀技術紹介 | 長森英明・古川竜太 | (257KB) |
有珠火山地域高分解能空中磁気異常図の刊行について | 大熊茂雄 | (243KB) |
三松正夫記念館 | 三松三朗 | (249KB) |
本文
タイトル | 著者 | |
---|---|---|
特集:地震発生メカニズムの研究 ー地質情報研究部門における地震研究(2) | ||
内陸活断層応力場の新しい評価手法の確立に向けて | 桑原保人 | (780KB) |
内陸の地震発生域を見る -断層深部の物質科学- | 藤本光一郎・重松紀生・大谷具幸 | (777KB) |
高温高圧実験による地震発生の素過程の解明 | 増田幸治・新井崇史・高橋美紀・重松紀生 | (771KB) |
岩石破壊と地震 -地震素過程の解明における室内岩石破壊実験の役割- | 雷 興林・佐藤隆司 | (926KB) |
登攀技術講習による地質調査の安全対策 | 長森英明 | (1.1MB) |
有珠火山地域高分解能空中磁気異常図の刊行について | 大熊茂雄 | (1.2MB) |
火山誕生を見守り続けた郵便局長 三松正夫記念館 | 三松三朗 | (976KB) |
石の俗称 みちのく石便り(その2) | 加藤碵一 | (1.0MB) |
地質調査総合センター研究組織の再編について | (946KB) | |
地質標本館だより No.69 | (760KB) | |
編集後記 | 須藤 茂 | (698KB) |