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地質調査研究報告 Vol.65 No.5/6 (2014)
表紙
釧路海岸に露出する浦幌(うらほろ)層群
釧路市東部の海岸沿いには,基盤として上部白亜系~古第三系の根室層群が分布し,その上に不整合に重なる古第三系の浦幌層群がみられる.根室層群の露出は桂恋付近の狭い範囲にとどまるが,浦幌層群は海食崖に沿って連続的に露出している.写真に示したのは,海食崖にみられる浦幌層群雄別層の露出の状況である.この付近の根室層群と浦幌層群は,大局的には両者ともに北西-南東の走向で,南西へ5°程度のゆるい傾斜を持ち,太平洋に向かって沈み込んでいくような構造(同斜構造)となっている.
(写真・文:佐脇貴幸)
目次
全ページ PDF : 65_05_full.pdf [7.9MB]
タイトル | 著者 | |
---|---|---|
概報 | ||
三重県中部,長島地域における土石流堆積物のAMS 14C 年代 | 植木 岳雪 | 65_05_01.pdf [4.8MB] |
根室・釧路地域の重磁力異常から推定される中規模地質構造 | 森尻理恵・中川 充 | 65_05_02.pdf [4MB] |
要旨集
三重県中部,長島地域における土石流堆積物のAMS 14C 年代
植木 岳雪
三重県中部,長島地域の多気(たき)郡大台町薗(その)において,薗川の谷を埋積する土石流堆積物に含まれる腐植土の偽礫のAMS 14C年代は約3,100年前であった.その土石流堆積物は,3,100年前以降で1,000年前以前に形成されたと考えられる.
根室・釧路地域の重磁力異常から推定される中規模地質構造
森尻理恵・中川 充
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