研究成果利用にあたってのポイント

著作権法上、利用が認められているもの (論文による引用など著作権法第32条で定められたもの、あるいは著作権が切れているなど)

   → 申請不要 (下部出典の記載例D)

   ※著作権保護の例外は文化庁など

 GSJウェブサイト (https://www.gsj.jp/、https://gbank.gsj.jp/) に掲載されているデータを使いたい

   → 政府標準利用規約(第2.0版)準拠 (出典表示) で改変を含む二次利用が可能 (下部出典の記載例A、C)

   ※ 但し、以下のものは除く

  • 第三者が権利を持つもの、法令の定めがあるもの、別途注意書きのあるもの(利用規約1の 2)~4) を参照のこと)
  • 地質ニュース (No.1~No.679。2011年以前に発刊したもの) ※著者の許諾が必要
  • 研究関連普及出版物
  • CCOP Technical Bulletin
  • CCOP-GSJ 地下水プロジェクトレポート
    相談窓口へ (問い合わせ先)

地質図Navi、シームレス地質図のデータを使いたい

   → 政府標準利用規約(第2.0版)準拠 (出典表示)で改変を含む二次利用が可能
   ※出典表記はそれぞれの例を参照のこと (地質図Naviシームレス地質図)
   ※改変を行なった場合は下部出典の記載例 C も参照のこと 

 印刷物やCD、DVDのデータ(印刷物等の分類にあるもの)を使いたい

  1. 地球科学図シリーズ
    CC BY-ND (表示、改変禁止)で二次利用可能 (下部出典の記載例B)
    ※但し、下記の改変については手続き簡素化のため申請不要 (下部出典の記載例B、C)
       ・一部の切り出し、翻訳などFAQ のQ-9~12に相当する場合
    ※上記以外の改変
    申請へ (FAQ Q-16) 

  2.  地球科学成果報告書
    CC BY (表示) で改変を含む二次利用が可能 (下部出典の記載例B、C)

  3.  ライセンス対象外
    相談窓口へ (問い合わせ先)

商用利用等のため、明示的に利用許可が欲しい

   → その旨を記載して申請して下さい (FAQ Q-16)


出典の記載例について

A)政府標準利用規約(第2.0版)準拠の下に利用する場合 (web上に掲載されているデータ) は、利用規約 の 1. 1) を参照
例)産総研地質調査総合センターウェブサイト(https://www.gsj.jp/index.html)

B)CCライセンスの下に利用する場合 (印刷物やCD、DVDのデータなど) は、FAQ のQ-14を参照
※「組織名 コンテンツ名 ライセンス」の形式で記載する
例)産業技術総合研究所地質調査総合センター、5万分の1地質図幅「横須賀」 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示-改変禁止 2.1

C)改変を行なった場合は、通常の出典に加えその旨記載すること。利用規約の 1. 1) イ を参照
※「組織名 コンテンツ名 改変内容」の形式で記載する
例)産業技術総合研究所地質調査総合センター、5万分の1地質図幅「横須賀」を使用し、○○○株式会社が□□□について加筆修正したものである。

D)論文等、一般的な引用の場合は図幅、説明書等の引用例 (citation) を使用する
※「組織名 コンテンツ名 改変内容」の形式で記載する
例)伊藤 剛・高橋雅紀・山元孝広・水野清秀(2022)桐生及足利地域の地質. 地域地質研究報告(5 万分の 1 地質図幅),産総研地質調査総合センター,101p.