地質情報の発信のためのアウトリーチ活動
－「わかりやすく」伝え、「伝え手」も増やす－

2021年 4月13日 開設

　地質標本館では、地質調査総合センターに所属する200人以上の研究者の研究成果について、各種行事を通してわかりやすく紹介する役割を担っています。

地球科学の伝え手を育む

　地球科学の啓発活動も地質標本館の役割です。特別展や化石レプリカ作りなどのイベントを地質標本館内で行うとともに、国内各地の関連イベントにも協力しています。
　地球科学の研究成果を社会に伝えるためには、その「伝え手」を増やすことが重要です。そのために、「地質の日」「地質情報展」の活動を進め、「ジオパーク」の活動にも学術面から協力しています。各地の博物館や各種団体が地球科学をわかりやすく伝えられるように、そして、多くの人が地球科学に親しめるように、支援を続けます。

地質標本館の外観 (Photo by YASUTOMO Yasuhiro/GSJ)

地質標本館における展示の様子

標本館で展示されている富士山の３次元地質図

2019年に北海道で開催された地質情報展の様子。地質情報展は、場所を変えて年一回開催される。