平成28年度(2016年度)地震・津波・火山に関する自治体職員研修プログラム開催報告

吾妻 崇・及川輝樹・宍倉正展・阿部信太郎・増田幸治

 平成28年度(2016年度)の自治体職員研修プログラムは7月11日(月)から14日(木)にかけて実施され、東京、千葉、静岡、愛媛、三重、香川の6つの都県から合計7名の参加がありました。東京都からは今回が初参加です。研修プログラムは表1に示した通りです。
 初日には、日本列島の地質に関する概要と海溝型地震に関係する講義が行われました。
 2日目には活断層と地震動に関する講義が行われ、午後の後半には自治体による地震・津波・火山防災の取り組みについて研修生から紹介して頂きました(写真1)。
 3日目には火山と地質情報に関する講義と地質標本館の見学が行われました。
 最終日には、自治体研修からの参加者は1名でしたが、昨年度と同様に,南房総への巡検を実施しました(写真2)。

平成28年度(2016年度)地震・津波・火山に関する自治体職員研修のプログラム内容

平成28年度地震・津波・火山に関する自治体職員研修のプログラム内容

表1 平成28年度(2016年度)地震・津波・火山に関する自治体職員研修のプログラム内容


平成28年度(2016年度)の自治体職員研修プログラムの様子

2016年度自治体職員研修プログラム
2016年度自治体職員研修プログラム