地質標本館 特別展

三宅島火山-その魅力と噴火の教訓-

趣旨

展示期間:2007年7月21日(土)~9月24日(月)

2000年6月に三宅島が噴火を始めてから7年余りが経過し、一般の人々の噴火に対する記憶も次第に薄れつつあります。
日本は火山大国で、毎年どこかで噴火が発生し、数年に1度は火山地域周辺に被害も与えます。私たちは、今回2000年噴火を振り返り、三宅島がどのよう な活動をし、どのような被害を及ぼしたか、島の人たちは今どのような生活を送っておられるのか、また、三宅島をはじめ多くの火山をもつ日本に暮らす意味に 思いを巡らせ頂きたいと思っています。

概要

地質標本館特別講演会

日 時 2007年7月21日(土)
場 所 産総研 共用講堂大会議室(地質標本館隣接)
時間 11:40~12:40
タイトル 「火山噴火に備えて-2000年三宅島噴火を体験して-」
講師 ネットワーク三宅島 代表 宮下 加奈 氏
内容 避難解除以降、人々の記憶から薄れつつある三宅島。2000年・1983年の2回の噴火被災体験をもとに、当時の島民の生活や思い、噴火の状況についてお話しします。あわせて、三宅島の概要、魅力についてもお話しします。

ネットワーク三宅島とは、2005年の全島避難解除をきっかけに、島民有志で結成。
大きく分けて活動は3つ。
1. 三宅島が忘れられないように、また貴重な噴火の体験を沢山の人たちに知ってもらう ための対外的な活動。

2. 島内における復興事業等への提案。

3. 三宅島と島外の団体を結ぶ連絡役。

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