道立地質研究所・道内博物館のコーナー
このページのポスター画像は、2007年 9月7日,8日,9日に北海道大学 クラーク会館で開催した
「地質情報展2007北海道 -探検!熱くゆたかなぼくらの大地-」で展示したポスターをまとめたものです。
※地質学会のコーナー、ほか一部は公開していません、ご了承ください。
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札幌の地質 (道立地質研究所) |
サッポロカイギュウ (札幌市博物館活動センター) |
ヌマタカイギュウ・ネズミイルカ (沼田町化石館) |
北海道大学総合博物館 |
日高山脈館 | むかわ町立穂別博物館 | 足寄動物化石博物館 |
札幌の地質(道立地質研究所) |
大都市札幌の大地の生い立ちを見てみましょう。カイギュウが泳いでいた第三紀の海の様子や、札幌を覆いつくした支笏火砕流の広がり、地下に隠された石狩平野の生い立ちなどをご紹介します。 |
サッポロカイギュウ (札幌市博物館活動センター) |
サッポロカイギュウは札幌で初めて発見された脊椎動物化石です。詳しい調査の結果、寒冷な環境に適応し大型化した海牛類に属し、およそ800万年前に生息した世界で最も古い大型化カイギュウ類であることがわかりました。 |
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ヌマタカイギュウ・ネズミイルカ (沼田町化石館) |
・ヌマタカイギュウはサッポロカイギュウと同じ珪藻化石帯から発見されたにもかかわらず大型化する以前のカイギュウであることから、サッポロカイギュウが世界で最も早く大型化したカイギュウであることを明らかにしました。 ・ネズミイルカとは、クジラ目ハクジラ亜目ネズミイルカ科ネズミイルカ属に属する小型のイルカのことです。ここでは、約400万年前に生息していたヤマシタヌマタネズミイルカの化石を紹介します。 ・沼田町はタカハシホタテの最大の産地として知られ、多くの愛好家や学生が化石採集に訪れる町でもあります。また、中生代白亜紀から新生代第三紀まで各時代の脊椎動物化石も多数発見されています。 |
北海道大学総合博物館 |
1934年、サハリンの豊原(現ユジノサハリンスク)に露出する白亜紀後期(約9000万年前)の地層から三井鉱山の作業員たちによって発見されたニッポノサウルス・サハリネンシスという恐竜の化石について紹介します。 |
日高山脈館 |
日高山脈周辺では、さまざまな岩石や化石が産出しています。その中には、時折、宝石となりうる鉱物が入っていることがあります。ここでは、日高山脈で見つかっている宝石について紹介します。 |
むかわ町立穂別博物館 |
「化石や石が語る、むかわの一億年」(むかわ町立穂別博物館) はるか南の海でつくられた岩石、クビナガリュウやアンモナイトなどの化石、石炭、クジラやデスモスチルスの化石、地下深くでできた岩石、つい最近の火山灰... 化石や岩石として残されたさまざまな証拠から、むかわ町の一億年を紹介します。 |
足寄動物化石博物館 |
漸新世(およそ2500万年前)の北太平洋で、海の哺乳類は飛躍的な進化をとげました。足寄町で発見された最古のデスモスチルス類アショロアや多様なヒゲクジラ・ハクジラの化石たちを紹介します。 |