地質標本館 特別展
日本列島の20億年-白尾元理写真展-
趣旨
展示期間:2006年4月18日(火)~7月17日(月)
日本列島に刻み込まれた20億年にわたる地球史を迫力ある写真でたどります。
概要
地質標本館普及講演会
日時 | 2006年4月22日(土) |
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場所 | 地質標本館映像室 |
内容 | 13:30~「日本列島の骨格をなす付加体」 講師:地質標本館 酒井 彰氏 日本列島の背骨を作っている付加体とは何でしょう。それは、海洋プレートの上にたまった堆積物や岩石と大陸から運ばれた泥や砂が混じり合って、海溝付近 で大陸のプレートにくっついてできたものです。陸上の地質調査でわかった過去の付加体と、海洋調査でわかった最近できた付加体とを比べながらご説明します。 |
14:30~「デジカメで撮る地学写真」 講師:写真家 白尾元理氏 最近5年間でデジタルカメラをとりまく環境は格段に進歩しました。現場ですぐに結果がわかり撮り直しができる、接写能力に優 れる、画像処理がしやすいなど、デジタルカメラの特徴を生かした魅力的な地学写真の撮り方を考えてみます。 |
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展示予定の 写真リスト |
○岐阜県:日本最古の岩石-上麻生礫岩 20億年前 ○富山県:大陸のかけら-飛騨片麻岩 12億年前 ○岩手県:南部北上の層状石灰岩 3億4000年前 ○岐阜県:飛水峡のチャート 2億8000万年前 ○岐阜県:伊吹山と関ヶ原 2億7000万年前 ○岐阜県:古生代/中生代の境界 2億5000万年前 ○岩手県:早池峰山の蛇紋岩 1億5000万年前 ○富山県:白亜紀の恐竜足跡 1億2000万年前 ○埼玉県:長瀞の三波川変成岩 1億年前 ○岐阜県:裏寝覚めの床 9000万年前 ○東京都:母島の大型有孔虫-貨幣石 5500万年前 ○長野県:中央構造線の破砕帯 1億年前~現在 ○新潟県:日本海形成時のマグマ活動 1500万年前 ○山梨県:本州を分断するフォッサマグナ 1500万年前~現在 ○鹿児島県:屋久島の花崗岩トア(岩塔) 1400万年前~現在 ○山梨県:富士山と伊豆半島の衝突 200万年前~現在 ○神奈川県:丹沢-世界で最も若い変成岩 800万年前 ○千葉県:市宿の山砂採取場 60万年前 ○長野県:伊那谷の活断層 200万年前~現在 ○富山県:北アルプスの上昇 200万年前~現在 ○富山県:黒部川の扇状地 200万年前~現在 ○高知県:室戸岬の海岸段丘 30万前~現在 ○長野県:槍沢のU字谷 8万~1万年前 ○長野県:白馬岳の羊背岩 8万~1万年前 ○北海道:トムラウシ山の多角形構造土 ○群馬県:谷川岳一ノ倉沢の雪食地形 現在 ○沖縄県:三世代のサンゴ礁 2億9000万年前~現在 ○山口県:秋芳洞 数十万年前~現在 ○東京都:伊豆大島の火山灰層 1万~1000年前 ○長崎県:成長する雲仙普賢岳 1994年 ○東京都:噴煙をあげる三宅島 現在 ○東京都:人が作り上げた土地-東京 現在 |