展示と解説のコーナー

地質情報展 2004 ちば Homeへ


このページのポスター画像は、2004年 9月18日,19日,20日に千葉県立中央博物館 企画展示室ほかで開催した
「地質情報展2004ちば -海から生まれた大地-」で展示したポスターをまとめたものです。
※地質学会のコーナー、ほか一部は公開していません、ご了承ください。
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海から生まれた千葉の大地 -その歴史をひも解く 海岸段丘が語る過去の巨大地震 房総半島南端の陸上で深海底探検.. タービダイトの話
木更津付近の地 -関東平野の地盤を観察できるところ 関東平野の深部地下地質を探る プレートテクトニクス -動く大陸・動く海底 最新の研究成果から -東京低地について
海の調べ方 -東京湾・房総半島沖の海底を探る 海底調査の成果 -海洋地質図 関東ローム層 -広域に飛散する火山灰 火山 -噴火の脅威とその恵み
地熱発電と千葉の温泉 上手に地熱を利用しよう 千葉県の活断層を調べよう 地震が発生する場所
津波のメカニズムとその痕跡を探る 地震で地面が液状化する 地下水観測 -地震予知をめざして 関東の活断層 -1/50万活構造図「東京」
房総半島の山砂利資源・・・開発と環境を見つめる 美しい砂の世界・・・千葉県の海砂あれこれ 千葉の天然ガスとヨウ素資源 地質図ってなに?何に使うの?
20万分の1デジタル地質図(東日本地域) 地球物理図 -重力や磁力で地下の構造を調べてみよう 千葉県市原市周辺の自然由来の土壌・地質汚染の状況  
海から生まれた千葉の大地 -その歴史をひも解く
千葉県の大地は、海洋プレートのかけらや深海底?浅い海の堆積物から成り立っています。海岸には、関東地震などの地震隆起で干上がり、新たに陸となった海岸段丘も観察できます。千葉県は、度重なる地殻変動によって海から大地が生まれたのです。その歴史を地質と地形から紹介します。
海から生まれた千葉の大地 海から生まれた千葉の大地 海から生まれた千葉の大地
海岸段丘が語る過去の巨大地震
房総半島南部は、日本最大級の地震性隆起量を誇り、何段もの海岸段丘が発達しています。これらを調べれば、繰り返し起こる大地震の発生間隔や1回あたりの隆起量がわかります。海岸段丘の声に耳を傾け、将来の地震予測をしてみましょう。
海岸段丘が語る過去の巨大地震 海岸段丘が語る過去の巨大地震 海岸段丘が語る過去の巨大地震 海岸段丘が語る過去の巨大地震 海岸段丘が語る過去の巨大地震
房総半島南端の陸上で深海底探検..
日本列島の骨組みには、プレートの運動によりはぎ取られた、深海底の堆積物からなる"付加体"があります。房総半島南端に分布する、度重なる地殻変動により深海から陸上に現れた、世界で最も新しい陸上付加体の不思議に注目してみましょう!
房総半島南端の陸上で深海底探 房総半島南端の陸上で深海底探 房総半島南端の陸上で深海底探
タービダイトの話
タービダイトって地層を知ってるかい?えっ、知らない!それは大問題だよ。なぜって、房総半島はタービダイトの宝庫だからだよ。ここでこのことばと地層を覚えると、今度は野外でたくさんのタービダイトを発見できるよ。
タービダイトの話 タービダイトの話 タービダイトの話 タービダイトの話 タービダイトの話
木更津付近の地質 -関東平野の地盤を観察できるところ
関東平野の大部分は海でたまった地層と陸でたまった地層が交互に重なって形成されています。木更津地域は地盤が隆起しているため、本来ならば平野の地下に分布する地層を崖で観察することができます。地質図を使ってどのような地層が分布するかを紹介します。
木更津付近の地質- 木更津付近の地質- 木更津付近の地質-
関東平野の深部地下地質を探る
関東平野の地下には、硬い基盤の上に比較的柔らかい地層が厚く堆積しています。地層の厚さは場所によっては数1,000mに達しており、また、基盤には大きな起伏があることが分かってきました。このように、凹凸のある硬い基盤とその上の柔らかい堆積物では地震波の伝わる速度が異なるため、ひとたび大地震が起きると予想もしない場所が大きくあるいは長時間揺れる可能性があります。大地震の被害を軽減させるために、関東平野の深部地下地質の調査・研究が進められています。
関東平野の深部地下地質を探る 関東平野の深部地下地質を探る 関東平野の深部地下地質を探る
プレートテクトニクス -動く大陸・動く海底
何億年も前から、プレートはゆっくりと動き続け、現在の地球上の地形をかたちづくってきました。日本列島周辺のプレートの動きをイラストを使って紹介します。この会場の様々なブースデーマの多くが、プレートテクトニクスで関連しあっています。
プレートテクトニクス プレートテクトニクス プレートテクトニクス プレートテクトニクス プレートテクトニクス
最新の研究成果から -東京低地について
千葉県の西には標高が5m以下の低地が分布しています。このような低地は2万年前に現在よりも海面が100m低かった時期に形成された谷を埋める、軟弱な地層から構成されています。東京低地の成り立ちについて最新の研究成果を紹介します。
東京低地 東京低地 東京低地
海の調べ方 -東京湾・房総半島沖の海底を探る
水に覆われている海底の調査はどの様に行うのでしょうか?船の上から音を使って堆積物のたまり方を調べたり、海の表層の試料を採ったり様々な調査を行います。パソコンムービーによる海洋調査作業風景を交えて、海底調査のやり方を紹介いたします。
海の調べ方 海の調べ方 海の調べ方
海底調査の成果 -海洋地質図
さまざまな方法で行われた海底の調査結果を公表する代表的な手段が海洋地質図です。直接は見ることのできない海の底の地質を、調査で得られたデータをもとに解釈しました。どなたでも手にすることのできる房総半島東方の海洋地質図で説明します。
海洋地質図 海洋地質図 海洋地質図
関東ローム層 -広域に飛散する火山灰
千葉の大地は火山とは無関係ではありません。遠くの火山から風に乗って飛んできた火山灰がつもって、千葉の大地をおおっている関東ローム層ができました。関東ローム層に隠された火山活動の証拠をさがして見ましょう。
関東ローム層 関東ローム層
火山 -噴火の脅威とその恵み
火山活動はときに大きな災害をもたらしますが、わたしたちの住む大地そのものをつくりだし、また美しい風景、温泉や資源などの恵みをもたらすものです。火山の噴火のメカニズムや噴火予知にむけた火山研究の最前線を紹介します。
火山 -噴火の脅威とその恵み 火山 -噴火の脅威とその恵み 火山 -噴火の脅威とその恵み
地熱発電と千葉の温泉
日本列島に豊富にある地熱資源。これを利用して発電するのが地熱発電です。ここではその地熱発電所や地熱資源のでき方等について紹介します。また、千葉県にもそれほど数多くはありませんが温泉が分布しています。その特徴についても紹介します。
地熱発電と千葉の温泉 地熱発電と千葉の温泉 地熱発電と千葉の温泉
上手に地熱を利用しよう
私たちはいろいろな形で地球の恩恵にあずかっています。地熱の利用もまさにその一つです。大規模な地熱発電はもちろんですが、そのほかにも今さまざまな新しい形の利用技術が開発されています。そのうちの一般家庭にも応用できる地中熱利用技術について紹介します。
上手に地熱を利用しよう 上手に地熱を利用しよう
千葉県の活断層を調べよう
活断層から発生する地震は震源が浅く、大きな被害をもたらします。千葉県内に分布する活断層の位置を確かめ、それが将来どのような活動をする可能性があるのか調べてみましょう。
千葉県の活断層を調べよう 千葉県の活断層を調べよう"
地震が発生する場所
プレートがぶつかる場所で地震が発生することはよく知られていますが、それ以外にも活断層やプレート内部で発生する大きな地震があります。地震が発生する場所の違いとそれぞれの場所から発生する地震の特徴について調べてみましょう。
地震が発生する場所 地震が発生する場所 地震が発生する場所
津波のメカニズムとその痕跡を探る
1923年関東大地震、1704年元禄地震では、千葉県の沿岸でも大きな津波が発生しています。これらの2つの地震による津波が発生・伝播する様子をアニメーションでみてみましょう。また房総半島の地層に残されている昔の津波の記録(津波堆積物)について説明します。
津波のメカニズムとその痕跡を探る 津波のメカニズムとその痕跡を探る 津波のメカニズムとその痕跡を探る 津波のメカニズムとその痕跡を探る
地震で地面が液状化する
地震被害の一つに地盤の液状化があります。特に住宅地ではアパートが倒れるなど深刻な被害を生むこともあります。ここではそのしくみをわかりやすく紹介します。液状化のしくみは体験コーナーの「エキジョッカー」と併せてご覧ください。
地震で地面が液状化する 地震で地面が液状化する 地震で地面が液状化する
地下水観測 -地震予知をめざして
私たちは、東海地震の予知を目的として地下水の変化を研究しています。 最新の研究結果から、想定東海地震前に起こると考えられている地下水変化についてご紹介します。
地下水観測 地下水観測 地下水観測 地下水観測
関東の活断層 -1/50万活構造図「東京」
地質調査総合センターの出版物の一つに、活構造図があります。第四紀更新世後期以降の活構造に注目した地質図で、断層の位置とその種類を広域に渡り紹介しています。ここでは、千葉県を含む関東全域の活構造図を拡大し床貼りにして展示します。
1/50万活構造図「東京」(会場での展示サイズ:横 3mm × 縦 3m)
房総半島の山砂利資源・・・開発と環境を見つめる
千葉県では年間2000万トンもの山砂が採掘され、県内や東京湾沿岸で、埋め立てやコンクリートの材料に使われています。一方では、多くの山が削られ消滅しています。山砂をめぐって、資源と環境の両面から現状を紹介します。
房総半島の山砂利資源 房総半島の山砂利資源
美しい砂の世界・・・千葉県の海砂あれこれ
銚子、九十九里、館山と、各地の素晴らしいビーチは千葉県の誇り。あちこちのビーチの砂を観察すると、そこには驚くほど美しい世界が広がっていました。さあ、あなたも、あなたの足もとの砂を観察してみましょう。
美しい砂の世界 美しい砂の世界
千葉の天然ガスとヨウ素資源
千葉県は世界のヨウ素生産量の1/3を産出し、また国内の天然ガス生産量の1/5を産出する鉱業県です。これらの資源はいつどのようにできて、どこに眠っているのでしょうか?ヨウ素と天然ガスの不思議を学んでみましょう。
千葉の天然ガスとヨウ素資源 千葉の天然ガスとヨウ素資源 千葉の天然ガスとヨウ素資源 千葉の天然ガスとヨウ素資源
地質図ってなに?何に使うの?
ふだん、あまり皆さんの目にふれることのない地質図ですが、いろいろな場所でさまざまな目的に利用されています。地質図の見方や使い方を説明します。私たちと一緒に地質図の新しい使い方を考えてみましょう。
地質図ってなに? 地質図ってなに? 地質図ってなに? 地質図ってなに?
20万分の1デジタル地質図(東日本地域)
地質調査総合センターでは、地質図のデジタル化を進めています。東日本地域のCD-ROM版数値地質図幅集と、つなぎ目をなくしたWeb版シームレス地質図ができました。地質図の世界を飛び回るフライト・シミュレーションも用意しました、お楽しみに。
20万分の1デジタル地質図 20万分の1デジタル地質図 20万分の1デジタル地質図 20万分の1デジタル地質図 20万分の1デジタル地質図
20万分の1デジタル地質図床張り(270cm×240cm)
地球物理図 -重力や磁力で地下の構造を調べてみよう
私たちは、陸や海、ときには空から、重力や磁力を測って地下の構造を調べています。このような調査から、直接目で見ることのできない地下の構造を、推定することができます。さて重力図や磁気図から、どんな地下の様子が見えてくるでしょうか。
地球物理図 地球物理図 地球物理図 地球物理図
千葉県市原市周辺の自然由来の土壌・地質汚染の状況
あなたの家の庭土は安全ですか?土壌・地質汚染評価基本図「5万分の1姉崎」を通して、千葉県市原市周辺での自然由来の土壌・地質汚染の実態を紹介するとともに、自然由来の重金属汚染を迅速に発見するための簡易分析方法を体験する。
土壌・地質汚染評価基本図 土壌・地質汚染評価基本図 土壌・地質汚染評価基本図

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