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地質ニュース 2007年5月号 No.633
表紙
チリChuquicamata製錬所銅アノードキャスティング風景:
Chuquicamata鉱山に付属する製錬所では、自溶炉とテニエンテ炉と呼ばれるチリで開発された炉で銅鉱石を溶解し、銅マットとスラグに分離、更に転炉で硫黄と酸素を除去し、銅含有量99.5%の溶融した銅(温度約1,200℃)がアノード炉からアノード型枠に自動的に流し込まれる(写真)。このアノードを電気分解して純度99.99%の銅地金が作られる。チリChuquicamata製錬所では年間855千トンの銅地金が生産されている。この量は我国の銅消費のほぼ2/3に相当する。
(写真・文:石油天然ガス・金属鉱物資源機構サンティアゴ事務所 中山 健)
目次 (601KB)
口絵
タイトル | 著者 | |
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琉球弧周辺のメタン湧水・海底熱水 | 町山栄章・山本啓之・稲垣史生 | (886KB) |
沖縄海域の調査に向けて | 荒井晃作 | (5.9MB) |
チリのポーフィリー銅鉱床副産物モリブデン | 中山 健 | (628KB) |
本文
タイトル | 著者 | |
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特集:沖縄海域(その1) | ||
沖縄海域の調査に向けて – 特集号のはじめに – | 荒井晃作・西村 昭 | (598KB) |
琉球弧先新第三系基盤岩類の層序区分と西南日本との対比 | 中江 訓 | (1.3MB) |
沖縄島および琉球弧の新生界層序 | 兼子尚知 | (932KB) |
GPS・古地磁気からみた沖縄トラフ・琉球弧のテクトニクス | 小田啓邦 | (710KB) |
東シナ海における地質構造発達史 – 研究レビュー – | 井上卓彦 | (1.1MB) |
北部琉球弧の高分解能音波探査 | 荒井晃作・松田博貴・町山栄章 | (3.5MB) |
モリブデン鉱業界の現状:チリ鉱業における「モリブデン」インパクトについて | 中山 健 | (974KB) |
これからの研究及び国際協力について思うこと – 地質標本館 鉱物資源需給情報の電飾パネルの更新作業を通して – | 清水 徹 | (605KB) |
地質標本館鉱物資源需給情報の電飾パネルの更新 | 清水 徹・青木正博・谷田部信郎 | (1.9MB) |
シリーズ 地質調査のパートナー(5) ハンマー | 吉川敏之 | (870KB) |
書評 天然ゼオライト – 利用にあたっての品質評価基準 – | 須藤定久 | (904KB) |
編集後記 | (617KB) |