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地質標本館正面入口です。
第4展示室では、岩石・鉱物・化石の分類展示や新着標本を見ることが出来ます。
日本列島の精密立体模型(34万分の1)に、地質に関する様々な情報をプロジェクションマッピングで投影します。
新第三紀に北太平洋の沿岸地域に生息していたホ乳類デスモスチルスの化石(レプリカ)です。
太平洋の海底地形模型には、プレート拡大部の海嶺(赤色点灯)とプレートの沈み込み部の海溝(青色点灯)のほか、海底熱水鉱床の発見された地点を示しています。
この標本は、千葉県の利根川沿いで、昭和30年ころまで川だった場所を埋めた立てた畑地が液状化した場所を掘削し、作成したものです。 2011年3月11日の地震では、浚渫砂の一部が液状化し、泥層との境界に沿って砂が流動しました。液状化した砂は、泥層から耕作土まで引き裂く割れ目を作り、地層中に砂脈として残されました。
富士・箱根火山の地質立体模型です。地表部の火山岩の分布に加えて、両火山とも火山内部の様子を断面図としてみることができます。
糸魚川-静岡構造線活断層系の北部に位置する神城断層で1990年代に行われたトレンチ調査(断層を横切るように細長い溝を掘る調査)によって得られた活断層のはぎ取り標本です。この時の調査で、過去8,000年間の断層活動が明らかにされました。2014年11月22日長野県北部の地震(マグニチュード6.7)は、この活断層が動いて起こったと考えられています。