2015年4月14日(火)~2015年6月28日(日)
日本は火山国であり、その恵みをうけている私たちは、火山と一緒に生活していかなければなりません。そのためには、火山そのものを理解する必要があります。1986年11月に山腹割れ目噴火を行った伊豆大島火山は、約1ヶ月間の全島民島外避難を引き起こし、住民の生活に大きな影響を与えました。また2013年には台風による大雨で火山灰層が崩れ、大きな土砂災害も起こっています。現在は静穏ですが、いつかくる次の噴火や災害にも備えなければなりません。
その一方で、噴火のない時期には、火山は私たちに恵みをもたらします。伊豆大島では、波浮港のように噴火がもたらした地形を利用して人々の生活が営まれています。また美しくダイナミックな風景から国立公園となり、また最近では日本ジオパークにも認定されました。本巡回展は、火山をより理解するため、伊豆大島火山はどのような火山なのかを学び、自然と人々との繋がりを理解する特別展示です。
会期 | 2015年4月14日(火)~2015年6月28日(日) |
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会場 | 地質標本館 1階ホール |
時間 | 9時30分~16時30分 |
同時開催 ☆ 科学技術週間特別イベント ☆
2015.4.19(日)
上記の特別展に関連したミニ講演会、地質を楽しく学べる工作イベントを行います。
地質標本館特別講演会 | 「火と水が出あう場所 伊豆大島」 |
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体験イベント | 「実験で学ぶ火山」 |
工作イベント | 「作って学べる! 工作コーナー」 |