地質情報展 2011 みと -未来に活かそう 大地の鳴動(めいどう)-/展示ポスター
このページのポスター画像は、2011年 9月10~11日に水戸市 堀原運動公園 武道館で開催した
地質情報展 2011 みと「未来に活かそう 大地の鳴動」で展示したポスターをまとめたものです。
※茨城大学コーナー、地質学会のコーナー、ほか一部は公開していません、ご了承ください。
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※引用・転載等の利用については、地質調査総合センター発行の地質図類の利用について をご覧下さい。
茨城の地質 | ||
1. 茨城の地史: 茨城県は5 億年の歴史を持っている地質の宝庫です。変成岩や深成岩、火山岩、堆積岩などの多くの岩石や化石を観察することができます。 |
2. 茨城県の深成岩類・変成岩類: 茨城県に分布する深成岩類・変成岩類は、阿武隈山地と八溝山地周辺 にまとまって分布しています。これらの岩石のほとんどは中生代白亜紀に形成されました。 |
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3. 茨城県の古生代~新生代初頭の堆積岩: 古生代~新生代初頭の堆積岩は日本海が開く前、日本列島が朝鮮半島の北東側にあったときにできたもの。古生代の堆積岩、ジュラ紀の付加体 (一部変成)、後期白亜紀~古第三紀の堆積岩があります。 |
4. 茨城の新生代の地質: 県北地域には中新世の海や火山活動の証拠となる地層が広がり、県南地域には第四紀に関東平野を広く覆った浅い海でたまった地層が広がっています。 |
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東北沖の広域精密地形 | ||
最近二十数年間の海底調査の成果により、日本周辺は世界で最も広範囲に精密海底地形データが得られている海域のひとつです。海では地形と地質現象の関係がよく理解できます。 |
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茨城の地震環境 | ||
茨城県で起こりうる地震は3種類あります。地震が起こったらどのように揺れるかは地下の地盤の影響を強く受けます。3 月11 日の地震のときの茨城県内の揺れも紹介します。 |
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茨城の鉱物資源 | ||
茨城県下の地下資源から、高取鉱山、日立鉱山について紹介します。高取鉱山はタングステン鉱山、日立鉱山は日本の三大銅山のひとつとして、日本の産業に多大な貢献をしました。 |
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茨城の花崗岩 -日本の近代化を築いた石たち- | ||
日本の近代化において著名な建築物や社会資本整備に使われた茨城の石たち。そして、鎌倉時代からの人の営みと石に託された想いを聞いてみませんか。 |
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以下の展示は「第23回国民文化祭・いばらき2008 桜川市・笠間市広域文化交流事業 ストーン文化フェスティバル」にて使用されたポスターです。(提供:茨城県石材業協同組合連合会) 複製・転載等は固く禁じます。 |
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東北地方太平洋沖地震 | ||
今回の地震は、地下で何が起こったのでしょうか? また、過去にもこれと良く似た地震がありました。精密な観測や地層の研究から分かったことを紹介します。 |
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シームレス地質図 -日本全国の地質がまるわかり- | ||
あなたの住んでいる地域にはどんな岩石や地層があるのか知っていますか?パソコンを使って日本全国の地質情報をくわしく検索してみましょう。 |
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重力で見る茨城県 | ||
地下深部の地質 ( 密度) の違いによる重力のわずかな変化が、重力探査でわかります。茨城県の重力図と地質図を見比べて、重い岩石の地質がどこにあるのか探してみましょう。 |
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日本の地熱資源 | ||
火山国日本には大地のエネルギー 「地熱」が豊富に存在しています。火山の熱のほか、深く掘れば温度が高い、地上と地下の温度差など、いろいろな 「地熱」 があります。 |
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地下にすむ微生物 | ||
地面の下は、太陽の光が届かない真っ暗な所ですが微生物がたくさん生息しています。エネルギー資源であるメタンを作る微生物や、汚染を浄化する微生物など人に役立つ微生物を紹介します。 |
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くらしと地下水 | ||
地下水は人間活動と非常に密接にかかわっています。ここでは地下水の基本から、どのようなことに利用できるのかを具体的にご紹介します。 |
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緊急調査展示 | ||
東北地方太平洋沖地震: 東北地方太平洋沖地震に関する地質調査総合センターの緊急調査の取り組みを紹介します。県南の被害状況などの最新の研究成果を知ることができます。 |
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霧島山新燃岳2011 年噴火: 霧島山新燃岳2011 年噴火に関する地質調査総合センターの緊急調査の取り組みを紹介します。火山活動や火山灰の降下状況などの最新の研究成果を知ることができます。 |
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ジオパーク | ||
ジオパークとは、山や川をよく見て、その成り立ちと仕組みに気づき、生態系や人間生活との関わりを考える大地の公園です。ここでは世界ジオパークと国内ジオパークを紹介します。 |
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キッチン火山実験 | ||
噴火で流れ出した溶岩が積み重なって火山が成長します。小麦粉をアルコール (または水) で溶いた“ 小麦粉溶岩” を使って、溶岩が流れたり固まったりする様子を見てみましょう。 | ||
顕微鏡で石を観察してみよう! | ||
石を顕微鏡で見ることができるって知っていましたか? いろいろな種類の石やとっても小さな化石を用意して、顕微鏡下の不思議な世界にご招待します。 | ||
パソコンで地学クイズにチャレンジ! | ||
あなたの地質の知識を試してみませんか?「地学一般」「岩石及び火山」「鉱物及び鉱床」「化石」「地震」などのジャンルを用意して、あなたの挑戦を待っています。 | ||
ペットボトルで地盤の液状化を再現しよう! | ||
地震の際に大きな被害をもたらす原因の1つに地盤の液状化現象があります。ここでは「エキジョッカー」を使って地盤の液状化を再現してみましょう。 | ||
マンガン団塊を採ろう! | ||
深海底には黒くて丸い塊が散らばっており、マンガン団塊と呼ばれます。ここでは採泥器(グラブ型) の模型を使ってマンガン団塊の採取体験を行います。 | ||
Geotoyで遊ぼう! | ||
私たちは 「地すべり・土石流」 及び海底の「乱泥流」 等の重力流を理解するためのおもちゃ、Geotoy を開発しています。みんなと一緒にGeotoy で遊ぼう! | ||
ポップアップカードを作ろう! | ||
地質にちなんだポップアップカードを作成しながら、絶滅したほ乳類デスモスチルスや薄片技術について知る事ができます。 「デスモスチルス」 か、薄片技術により作成した 「石の昆虫」 の2 種類から選んでね。 | ||
自分だけの化石レプリカを作ろう! | ||
本物の化石からつくった型に石膏を流し込んで、化石模型を作ります。三葉虫、アンモナイト、ビカリヤのとてもリアルなレプリカを作ることができます。 |