地質標本館 科学技術週間の特別展示 2003.4.15〜20
今年も地質標本館では科学技術週間に向けて、いろんな展示を用意しました。
まずは、この春、リニューアルされた展示コーナーの紹介です。
- 地質リモートセンシング −宇宙から見た地球の映像−
- 経済産業省が開発し、1999年12月に打ち上げられたれた、テラ衛星に搭載される地球観測センサ「ASTER」を説明します。アスターデータを使って地球を見てみましょう。
- 地熱−自然にやさしい地中熱利用−
- 地熱発電所と地熱利用についての説明パネルを全面リニューアルされました。地中熱を身近な生活に役立てる新技術をジオ君が説明します。
- 火山
- 伊豆大島噴火(1986)と三宅島噴火(2000)をビデオクリップでご覧いただけます。火山模型のコーナーに、霧島火山の模型が加わります。
- 鉱物資源−私たちの生活を支える非金属鉱物資源−
- 非金属鉱物資源の説明パネルを新設し、あわせて鉱物標本を展示していきます。今回は非金属資源の利用についての説明パネルも。
- 液状化層はぎ取り標本
- 鳥取西部地震で被害をもたらした液状化現象。地層のはぎ取り標本パネルに説明パネルを追加しました。
- 地質図−お札の技術で作った地質図−
- 昔、職人レベルの技術で地質図が印刷されていた頃の原版が展示されます。
これらの新展示コーナーにあわせて、関連した説明パネルも展示されます。期間中は研究者が説明に立ちます。
さらに化石の特別展示コーナーです。
- 先頃発見された日本最大級のナウマン象臼歯化石が特別展示されます。
- 今後新コーナーも期待される白亜紀恐竜の骨格模型「モンゴル産Conchoraptor gracilis」が特別展示されます。