海 〜駿河湾〜
「富士川体験館どんぶら」(富士川楽座2F:東名富士川SA)では、3ヶ月ごとにテーマを変えて、遊びながら環境を学ぶテーマゾーンを運営しています。2004年春(1/7〜4/5)のテーマ「海 〜駿河湾〜」の企画に、地質調査総合センターから展示協力を行いました。
同施設は、「東名富士川SA」と一般道「道の駅」の融合施設で、地域を越えた「人々の交流拠点」となっているところです。ここを訪れる大勢の方々に「駿河湾」をはじめとした身近な環境を考えていただくきっかけ作りの手助けができればと私たちは考えました。
展示期間中の稼働日数は79日で、17,636名の方が同施設を訪れになったとのことです。
(1月:5,120名、2月:5,203名、3月:7,313名)
"立体地形図" 駿河湾から富士山へ!
特殊なプリズムメガネでみると立体的に見えるパネルで、静岡周辺のダイナミックな地形をお楽しみいただきました。
"海の底"をしらべる!
地質調査総合センターが行っている海底調査についてパネルで説明しました。パソコンでご覧になれる、調査風景と潜水調査のムービーも用意しました。
"海底地質図" 詳しい研究成果
地質調査総合センターの調査研究による成果は、海洋地質図という形で発表されています。駿河湾周辺の海底地質図を例にして、調査結果とその検討をご紹介しました。
"静岡の砂" 場所によってどう違う?
静岡県のいろんな川の河口や海岸などで採取した砂の特徴を比べてみた結果をパネルにしました。
"液状化" 地震で地面が?
地震被害の一つに液状化現象があります。被害状況から導き出した液状化のメカニズムを説明しました。ペットボトルの模型で簡単に液状化のメカニズムが体験できる「エキジョッカー」も展示しました。