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有田コレクションについて
産業技術総合研究所の地圏資源環境研究部門が通産省工業技術院「地質調査所」と呼ばれていた時代、調査に出かける所員らが行く先々で砂を採集してきました。これらの砂は、有田正史博士のもとに集められてきました。これを通称「有田コレクション」と呼んでいます。
有田正史博士
有田正史博士
これらを整理し、約230の砂試料について作った画像を土台とし、最近新たに収集したり、寄贈していただいた砂の画像を加えて、2007年6月現在、3200を超す画像をファイリングしています。

これらの画像から、河川・湖・海岸・海底・砂漠などの代表的な砂、白い砂・黒い砂・緑色の砂などの特徴的な砂の中から、日本国内から38点、世界中から38点を厳選した砂ギャラリーを作ったり、都道府県別に見られるようにしています。

これらの画像はスキャナーにより作成したもので、縦20mm、横28mmの試料を拡大したものです。

sand plate
試料の作り方や画像の撮り方は「スキャナーによる砂の観察」(地質ニュース内の記事(2002年12月号 No.580 p.32-p.37、PDF))で詳しく解説しています。
スキャナーで観察した砂の映像」(地質ニュースの口絵(同号、PDF)もあります。こちらも合わせてご覧ください。
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地質標本館地質調査総合センター産業技術総合研究所