天候は、朝のうち雨、のち晴れ。
三宅島山頂部の目視はできず。
観測時、三宅島周辺は標高800m程度の雲があり、
三宅島での雲底500m程度だったため。
山麓を流れ下る青白い火山ガスを確認。ガスはやや多い印象。
気象庁スタッフがCOSPECを用いたSO2放出量測定を4回実行。
山麓部をぐるっと撮影。
風上側と風下側とで緑の勢いには明らかな差が認められた。
もくじ: | 三宅島まで | COSPEC | 新島 | 三宅島の山麓 | 帰投 |
お世話になったヘリ: 警視庁航空隊の おおとり2号 (ベル412)
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:離陸直後の都内。
雨あがりのため、上空の視程は悪い。
↑ :9時50分ごろ、洋上に出る。三浦半島ぞいに飛行。
↑ :10時5分ごろ、伊豆大島の東海上を通過。島の頂は雲に隠れて見えない。
↑ ↑ :10時24分ごろ、三宅島の上空に到着。山頂部は雲のため全く見えず。COSPECを用いたSO2放出量測定を開始。
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:三宅島の南海上より、新澪池方向を見た。雲のため山頂部は隠れているが、
青白いガスが山麓を流れ下るのがよく見えた。
筆者による前回の観察
(2004年1月14日)
に比較してガスが多く見えるが、
気象条件が違うので単純に比較できない。
三宅島の南西海上(高度約120m;速度約130km/h)にて、
COSPEC観測を4回行なった。この高度での風向風速は、
104度20ノットであった。
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:COSPEC測定後、高度を750mに上げて風向風速を測定。
この高度では、14~30度14~19ノットであった
(読みが不安定なので参考程度)。
再び高度を約210mに下げたところ、
風向風速は56度30ノットであった。
このように、本日は高度によって風向が大きく異なった。
↑ :11時27分、新島空港に着陸し、昼食と休憩をとる。
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:13時15分、ヘリに搭乗。
13時25分頃、新島空港を離陸し、三宅島の火口観測に向かう。
残念ながら山頂部は雲のため目視できず。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ :三宅島を一周し、帰投。山麓の写真を、時計回りにならべる。
↑ :三宅島北西海上より。
↑ :14時30分ごろ、本土上陸。これは三浦半島。
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:14時45分、東京ヘリポートに着陸。
観測班の降機直後、おおとり2号は基地へ飛びたった。
ヘリクルーの皆様、どうもありがとうございました。