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No. 28  新人紹介

佐々井 崇博
(ささい たかひろ,地質情報研究部門


 2006年10月1日付で地質情報研究部門地質リモートセンシング研究グループの研究員となりました佐々井崇博と申します.研究内容は,リモートセンシング重視型の陸域物質循環モデルによる全球炭素収支解析です.簡単に紹介させて頂くと,陸域生態系の活動が地球温暖化や炭素循環に与える影響は非常に大きいため,陸域の炭素収支量を正確に把握することが必要とされています.しかし,モデル研究はまだ未発展の段階にあり,今後,陸域生態系プロセスを正確に再現したモデルの開発・発展が課題とされています.そこで,私の研究では,生態系プロセスをより正確に再現できる新たなモデルを開発し,より高精度な炭素フラックスを目指しています.近年(特に,京都議定書が掲げる約束期間)の現実的な陸域炭素交換量を推定して,全球スケールでの時空間パターンを解析し,炭素吸収・放出源の把握とその変遷を明らかにしたいと思います.産総研や所外の研究機関の方達と連携して,より良いモデルに発展できればと思います.何卒宜しくお願い致します.
 















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独立行政法人産業技術総合研究所
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