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RIO-DBは産総研の代表的な研究成果情報公開データベースとして進化し続けてきました.平成16年度上半期のアクセス数のうち,地質分野のデータベース・アクセス数が半年で既に100万件を超えていたことが判明しましたので,このNewsletterで報告します. 産総研の公式ホームページは年間約1億件規模のアクセス数があり,研究者数で産総研の倍以上の規模を持つUSGS公式ホームページへの年間アクセス数が2億件超あります.単純比較は不可能ながら,USGSの後を追って産総研の地質分野も躍進し続けている様子が,数字で示されたと思います. 100万件突破は,これまでの皆様のご尽力の賜物ですので,厚く御礼申し上げる次第です.今後とも,より多くのRIO-DB公募へのチャレンジをお願い申し上げます. データベースは,コンテンツそのものです.今後,コンテンツをより多く生み出すものがこれからの産業に極めて重要になると考えられている今日,この意義は大きいのではないかと思われます. 有機化合物スペクトル・データベース(SDBS)が年間2千数百万件のアクセス数でダントツだったので,他のデータベースと比較しても,これまでは「小ささ」しか強調されませんでした.今年は,同じ土俵で円グラフにしてみても,圧倒的な違いは変わりませんが,ある程度その他大勢の「幅」が見えるようになりました(図参照).昨年度までは,地質分野が年間100万件のアクセス数まで,あともう一息というところでしたが,今年度はいつのまにか半年で達成してしまいました. 平成16年度4月~9月期アクセス数統計(RIO-DB全96件中)は以下の通り. データベースアクセス数合計:13,229,176 うち, 有機化合物スペクトルDB(SDBS)1件のみ:11,329,6(86%) 地質分野21件のアクセス数合計:1,104,968件(8%) SDBSと地質分野を除く74件:794,548件(6%) 地質以外(SDBS除く)の分野と比較すると,8対6くらいで地質の大きさが増しています.今後,活断層や地震地下水などのデータベース(公開済),CCOPメタデータ(準備中)などが,広く知られるようになることで,国際的にもアクセス数を延ばし,更なる増大が予測できるでしょう.世の中のデータベースへの関心の高さという点でも,地質分野が産総研の重要な柱と言えるようになってきたのではないでしょうか. 今後,地質分野のデータベースの動向を,様々なご担当者からNewsletterにご紹介していただければと存じますので,その折には,どうぞよろしくお願い申し上げます. |
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