DPAM: 空中磁気探査計測データ処理プログラム

English

alog2asc xldam ecomp pchkdv xslin 測線情報データ形式
daq2asc xldpn fcomp pchkmag xslina 各種測線データ形式
bdaq2asc xldhg ggrid pchkres 各AM生データの形式  StdLIN測線データ形式
dmaq2asc    despike    ggrids pchkcomp    共通 ASCII測定data 形式    DPAM測線データ形式
filtadasc dvcorr pframe    pltrk 定点磁力データ形式  HGAM空中磁気データ
 
プログラム名機  能
alog2asc AIRLOGS バイナリデータファイルを 共通 ASCII測定data 形式に変換する. その際,データ収録PCの時計データをGPSデータを参照して補正し, GPSの時刻(UTC)データをLocaltimeに変換する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力(binary)ファイル名
出力(ASCII)ファイル名
Localtimeゾーン([+/-]HHMM)
daq2asc AMDAQ データ収録生データファイルを 共通 ASCII測定data 形式に変換する. その際,データ収録PCの時計データをGPSデータを参照して補正し, GPSの時刻(UTC)データをLocaltimeに変換する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力(AMDAQ収録)ファイル名
出力(ASCII)ファイル名
Localtimeゾーン([+/-]HHMM)
bdaq2asc AMBDAQ データ収録生データファイルを 共通 ASCII測定data 形式に変換する. その際,データ収録PCの時計データをGPSデータを参照して補正し, GPSの時刻(UTC)データをLocaltimeに変換する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力(AMBDAQ収録)ファイル名
出力(ASCII)ファイル名
Localtimeゾーン([+/-]HHMM)
dmaq2asc G858磁力計によるデータ収録(GPSデータ付)の生データファイルを 共通 ASCII測定data 形式に変換する. その際,G858磁力計の時計データをGPSデータを参照して補正し, GPSの時刻(UTC)データをLocaltimeに変換する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力(G858ダウンロードデータ)ファイル名
出力(ASCII)ファイル名
Localtimeゾーン([+/-]HHMM)
filtadasc 共通 ASCII測定data 形式 データに含まれる AD変換8ch データに対して,高周波ノイズ抑制のフィルタ処理([2n+1]幅 ボックスカー)を行う.
          パラメータ入力: logファイル名
入力(共通 ASCII測定data形式) ファイル名
出力(共通 ASCII測定data形式) ファイル名
フィルタwindowの半幅 n
xldam 共通 ASCII測定data 形式のデータから, 測線区間の切り出しとリアルタイムGPS測位データによる位置データ補間 および それに基づくIGRF残差計算を行って, DPAM測線データファイルを作成する. また,GPSアンテナと磁力センサーとの位置ズレの補正を行うことができる.
          パラメータ入力: logファイル名
測線情報データファイル名
出力DPAM測線データファイル名
調査実施年
IGRF世代番号
入力データ間引き間隔(1~N)
磁力センサー位置のオフセット[前方,右方,下方](m) または 空行
  (3値とも 0 または 空行 のとき,その補正を行わない)
入力の 共通 ASCII測定data のファイル名は, 測線情報データファイルで指定する.
xldpn 共通 ASCII測定data 形式のデータと, PostNav処理GPS測位データから, 測線区間の切り出しと位置データ補間 およびそれに基づくIGRF残差計算を行って, DPAM測線データファイルを作成する. また,GPSアンテナと磁力センサーとの位置ズレの補正を行うことができる.
          パラメータ入力: logファイル名
測線情報データファイル名
測位データの時刻値の別(Localtime(0)/UTC(1)のいずれであるか)
[UTC(1) のとき] Localtimeのタイムゾーン
出力DPAM測線データファイル名
調査実施年
IGRF世代番号
入力データ間引き間隔(1~N)
磁力センサー位置のオフセット[前方,右方,下方](m) または 空行
  (3値とも 0 または 空行 のとき,その補正を行わない)
入力の 共通 ASCII測定data と PostNav処理結果のGPS測位データ のファイル名は, 測線情報データファイルで指定する.
xldhg バード式ヘリボーン空中磁気傾度探査における HGAMバード磁気データ,リアルタイムGPSまたはPostNav処理 のGPS測位データ定点観測磁力値データ から,測線区間の切り出し, 日変化補正,位置データ補間 および それに基づくIGRF残差計算を行って, DPAM測線データ類似形式の HGAM測線データファイル を作成する.
          パラメータ入力: logファイル名
測線情報データファイル名
GPSデータ種別:0(PNAV-DGPS)/1(Real-time)
測位データの時刻値のUTC(1)/Localtime(0)の別
[UTC(1) のとき] Localtimeのタイムゾーン
入力GSmagデータファイル名
出力DPAM測線データファイル名
調査実施年
IGRF世代番号
磁力計2センサー高度差(m)
入力データ間引き間隔(1~N)
入力のHGAMバード磁気データ および GPS測位データ のファイル名は, 測線情報データファイルで指定する.
despike DPAM測線データの磁力値スパイクノイズを除去する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力DPAM測線データファイル名
出力DPAM測線データファイル名
dvcorr DPAM測線データに対して 定点観測磁力値データによる日変化補正を行う.
          パラメータ入力: logファイル名
入力DPAM測線データファイル名
入力GSmagデータファイル名
出力DPAM測線データファイル名
ecomp CompBox飛行データ(DPAM測線データ)を用い, CompBox飛行データ自体に対する機体磁気補償処理を行う(テスト用).
          パラメータ入力: logファイル名
CompBox飛行の入力DPAM測線データファイル名
出力DPAM測線データファイル名
fcomp CompBox飛行データ(DPAM測線データ)を用いて, 調査飛行データ(DPAM測線データ)に対する 機体磁気補償処理を行う.
          パラメータ入力: logファイル名
CompBox飛行DPAM測線データファイル名
調査飛行DPAM測線データファイル名
出力(調査飛行) DPAM測線データファイル名
ggrid DPAM測線データまたは相当データから 磁力値格子点データを Smith and Wessel [1990] の方法で作成する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力データファイル名
緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
データ有効化半径(km)
調査地域名(gridデータにつけるラベル名)
図法展開座標系番号
グリッド位置指定各種パラメータ(*3)
出力gridファイル名
ggrids DPAM測線データまたは相当データから 磁力値と標高の格子点データを Smith and Wessel [1990] の方法で作成する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力データファイル名
緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)(*4)
[Geoid(2) のとき] Geoidモデル(0:NGA または ほかの名称)(*4)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
データ有効化半径(km)
調査地域名(gridデータにつけるラベル名)
図法展開座標系番号(NC)
[NC<200 のとき] 出力高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)(*4)
[Geoid(2) のとき] Geoidモデル(0:NGA または ほかの名称)(*4)
グリッド位置指定各種パラメータ(*3)
出力gridファイル名
pframe 空中磁気探査データ処理の座標値設定を容易にするための白地図の作成.
          パラメータ入力: logファイル名
出力PSファイル名
調査地域名
図法展開座標系番号
緯度経度範囲
作図パラメータ
pltrk DPAM測線データまたは相当データから 航跡図を図化する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力AM測線データファイル名
緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
出力PSファイル名
調査地域名
図法展開座標系番号
作図範囲座標の指定
各種作図パラメータ
pchkdv 定点観測磁力値データをグラフに図化する. (データ検査用)
          パラメータ入力: logファイル名
入力GSmagデータファイル名
出力PSファイル名
pchkmag DPAM測線データHGAM測線データHGAMバード磁気データ共通ASCII測定データ の全磁力値プロファイルを黒で図化する.(データ検査用)
          パラメータ入力: logファイル名
データタイプ(1:DPAM, 1/2:HGAM(1st/2nd), 3/4:HeliBird(1st/2nd),
  0:共通ASCII測定data の別)
入力ファイル名 ( DPAM測線/HGAM測線/HGAMバード磁気
  または 共通ASCII測定 のデータ)
出力PSファイル名
pchkres DPAM測線データHGAM測線データ のIGRF残差(またはその差分)の プロファイルを青で図化する.(データ検査用)
          パラメータ入力: logファイル名
データタイプ(1:DPAM, 1/2/3:HGAM(1st/2nd/diff) の別)
入力 DPAM測線データ/HGAM測線データ ファイル名
出力PSファイル名
pchkcomp 機体磁気補償処理(ecomp, fcomp)の出力結果に対し,処理の 前/後 の IGRF残差プロファイルを 青/赤 で重ねて図化する.(データ検査用)
          パラメータ入力: logファイル名
入力DPAM測線データファイル名(ecomp/fcomp の出力に限る)
出力PSファイル名
xslin 各種形式の測線データStdLIN測線データファイル形式に変換する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力データファイル名
入力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)(*4)
[Geoid(2) のとき] Geoidモデル(0:NGA または ほかの名称)(*4)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
出力StdLIN測線データファイル名
出力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)(*4)
[Geoid(2) のとき] Geoidモデル(0:NGA または ほかの名称)(*4)
xslina DPAM測線データから平滑化再サンプリングして StdLIN測線データ形式のファイルを作成する.
          パラメータ入力: logファイル名
入力DPAM測線データファイル名
入力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)(*4)
[Geoid(2) のとき] Geoidモデル(0:NGA または ほかの名称)(*4)
平滑化再サンプリングの時間間隔(秒)
出力StdLIN測線データファイル名
出力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)(*4)
[Geoid(2) のとき] Geoidモデル(0:NGA または ほかの名称)(*4)
(*1) AM測線データのファイルタイプは,1: DPAM測線データ形式, 2: AMDB-GSJ測線データ形式,3: AMDB-NEDO測線データ形式, 4: StdLINデータ形式,0: 一般 random file 形式 のいずれかである.
(一般 random file 形式では,その詳細を データ形式パラメータ(*2) で指定する.)
(*2) データ形式パラメータは,緯度・経度が 分単位(1)/度単位(2)/度:分(3) のいずれで与えられているか,緯度・経度 および 高度(m単位)・磁力値(nT単位) の値が,free format データの それぞれ 何番目に置かれているか(区切り文字 ':' は前もって空白に変換した上で評価 する) を指定する.
(*3) グリッド位置指定パラメータには,南西角の北向き・東向き座標値と, 北および東に向ってそれぞれのメッシュ間隔と点数が含まれる.
(*4) 測地系が 東京系(2) の場合 高度値の基準系は (対Geoid)標高 に固定 となり,測地系が WGS(1) の場合に,高度の基準系を ITRF-GRS(1) と Geoid(2) から選択でき,さらに Geoid(2) のとき 使用する Geoidモデル を 0:NGA または (データが用意されていれば)ほかの名称 から選択できる.(ここに,東京系 の 高度値は Geoidに対する標高 に一致するものと見なしている.)入力データと 出力データとで 高度の基準系が異なる場合には,libgm の hgeoid/sgeoid関数を 用いて 楕円体高と (ジオイドに対する)標高との間の変換 または 異なるジオイド モデル間の標高補正 を行う.


各AM生データの形式

AIRLOGS バイナリデータ
  ・先頭232バイトのヘッダに続いて,データブロックが羅列する.
  ・ヘッダ(232バイト)の内容は,29個の8バイト実数の羅列であり,その内容は,
        Version番号,日時(Windows形式),Julian日,年,月,日,
        時,分,秒,1秒未満,センサタイプ(0/1),Flight番号,計測周期(秒),
        および 16個のADC較正係数 (勾配とオフセット ×8ch).
  ・データブロックのブロック長は,68バイトまたは98バイトであり,
    第4バイトが0のとき68バイト長,0でないとき98バイト長.
  ・データブロックの第5-68バイトの内容は,
        Fiducial番号,System時刻,t200,全磁力値
    を示す4個の8バイト実数と,
        8チャネルADCのデータ(Fluxgate 3成分,電波高度,気圧高度,ほか3成分)
    を示す8個の4バイト実数からなる.
    (「t200」の項目は,ある種のFiducial番号と見られるが,詳細は不明.) 
  ・データブロックの第69-98バイトの内容は,GPSの
        UTC時刻(hhmmss.ssss),緯度値(dddmmss.ssss),経度値(dddmmss.ssss)
    の「整数部のみ10進化擬似60進形式」の値(秒単位)を示す8バイト実数と,
    高度値の4バイト実数,測位法コード(1バイト),および 使用衛星数(1バイト)
    からなる.
AMDAQ 収録生データ (スティンガー式空中磁気探査) [例]
/AMDAQ     ver.2014-09-19  by  T.Nakatsuka (GSJ)
/DateTime:  2014-11-26 14:53:44  (Logging start)
/CyclingInterval:  100 mSec  (60 mSec Gate-time)
/GyromagneticRatioUsed:  3.498577 Hz/nT (Scintrex)
M 53624.35 00027.11 45451.232 -3.657+2.026+1.548+0.010+4.243+0.010+0.005+0.005
M 53624.45 00027.21 45451.061 -3.652+2.036+1.548+0.000+4.238+0.010+0.005+0.005
M 53624.55 00027.31 45451.150 -3.652+2.031+1.548+0.005+4.248-0.005+0.005+0.005
M 53624.65 00027.41 45450.871 -3.657+2.026+1.548+0.000+4.248+0.005+0.005+0.005
S 53624.59 00027.35$GPGGA,055345.00,3515.0110,N,13655.3893,E,1,16,0.8,15.38,M,37.80,M,,*55^M        
M 53624.74 00027.51 45451.003 -3.652+2.036+1.543+0.010+4.248+0.010+0.005+0.005
M 53624.85 00027.61 45450.811 -3.657+2.031+1.543+0.005+4.258+0.005+0.005+0.005
M 53624.95 00027.71 45451.083 -3.657+2.031+1.548+0.005+4.238+0.010+0.005+0.005
M 53625.05 00027.81 45451.211 -3.657+2.031+1.543-0.005+4.243-0.005+0.005+0.005
          :
          :
先頭4行は,ヘッダコメント.
Mレコードは,'M',受信時刻(秒),Fiducial番号,全磁力値,8個のADC値.
Sレコードは,'S',受信時刻(秒),Fiducial番号,GPS受信機による $GPGGAレコード
  ('$GPGGA',UTC時刻,緯度値,'N', 経度値,'E',測位法コード,使用衛星数,
    水平精度HDOP,アンテナ高,'M',ジオイド高,'M',,'*' チェックサム '^M').
AMBDAQ 収録生データ (バード式空中/モバイル磁気探査) [例]
/AMBDAQ     by  T.Nakatsuka (GSJ)  ver.2007NOV22
/DateTime:  2007-11-23 09:12:04  (Logging start)
          :
          :
36411.16,0,  46741.827,     0.000,10:06:52.45,11/23/07,  0
36411.26,0,  46743.765,     0.000,10:06:52.55,11/23/07,  0
36411.36,0,  46745.239,     0.000,10:06:52.65,11/23/07,  0
36411.46,0,  46746.836,     0.000,10:06:52.75,11/23/07,  0
36411.56,0,  46748.750,     0.000,10:06:52.85,11/23/07,  0
36411.66,0,  46750.397,     0.000,10:06:52.95,11/23/07,  0,36411.54,$GPGGA,010653.00,3526.0033,N,13850.1248,E,1,08,1.2,1206.08,M,38.12,M,,*51
36411.76,0,  46751.727,     0.000,10:06:53.05,11/23/07,  0
36411.86,0,  46753.094,     0.000,10:06:53.15,11/23/07,  0
36411.96,0,  46754.179,     0.000,10:06:53.25,11/23/07,  0
36412.06,0,  46755.981,     0.000,10:06:53.35,11/23/07,  0
36412.16,0,  46757.653,     0.000,10:06:53.45,11/23/07,  0
          :
          :
先頭2行は,ヘッダコメント.
以後の各レコードは,コンマ区切りの7項目
(受信時刻(秒),0,全磁力値1,全磁力値2,時刻hh:mm:ss.tt,日付MM/DD/YY,0)
からなり,さらにGPSデータがあるとき,続いて 受信時刻(秒) と GPS受信機による
$GPGGAレコード が置かれる.($GPGGAレコードの内容は,上の「AMDAQ 収録生データ」
の項を参照のこと.)
G858+GPS 収録生データ (小型マルチコプタ [ドローン] 磁気探査) [例]
6         0.000        0.000 14:50:47.500 11/30/16       7599           1           1   5          0
0   46214.218      0.000 14:50:47.500 11/30/16   0
21 $GPGGA,055047.00,3533.4110,N,14023.9125,E,1,15,0.7,3.28,M,33.30,M,,*6F 14:50:47.400 11/30/16  65 0
0   46214.335      0.000 14:50:47.400 11/30/16   0
0   46214.455      0.000 14:50:47.300 11/30/16   0
0   46214.646      0.000 14:50:47.200 11/30/16   0
0   46214.663      0.000 14:50:47.100 11/30/16   0
0   46214.932      0.000 14:50:47.00 11/30/16   0
0   46215.002      0.000 14:50:46.900 11/30/16   0
0   46215.400      0.000 14:50:46.800 11/30/16   0
0   46215.644      0.000 14:50:46.700 11/30/16   0
0   46215.778      0.000 14:50:46.600 11/30/16   0
0   46216.190      0.000 14:50:46.500 11/30/16   0
21 $GPGGA,055046.00,3533.4110,N,14023.9126,E,1,15,0.7,3.40,M,33.30,M,,*63 14:50:46.400 11/30/16  66 0
0   46216.671      0.000 14:50:46.400 11/30/16   0
0   46217.048      0.000 14:50:46.300 11/30/16   0
0   46217.265      0.000 14:50:46.200 11/30/16   0
          :
          :
0   45980.890      0.000 14:20:37.800 11/30/16   0
0   45980.962      0.000 14:20:37.700 11/30/16   0
0   45980.293      0.000 14:20:37.600 11/30/16   0
0   45979.364      0.000 14:20:37.500 11/30/16   0
21 $GPGGA,052037.00,3533.4097,N,14023.9110,E,1,13,0.8,7.46,M,33.30,M,,*62 14:20:37.500 11/30/16 208 0
0   45978.507      0.000 14:20:37.400 11/30/16   0
0   45977.638      0.000 14:20:37.300 11/30/16   0
0   45974.065      0.000 14:20:37.200 11/30/16   0
6         0.000        0.000 14:20:36.900 11/30/16          0           0           0  36          0

共通 ASCII測定data 形式    (daq2asc による出力例)

//daq2asc v.2017-10-16 by T. Nakatsuka
//InputDataFilename: /home/nktk/data/Tfield/20150622_085808.daq
//PC-Time data were Shifted by  +0.47 sec.
/AMDAQ     ver.2014-09-19  by  T.Nakatsuka (GSJ)
/DateTime: 20150622 08:58:08 (Logging start)
/CyclingInterval:  100 mSec  (60 mSec Gate-time)
/GyromagneticRatioUsed:  3.498577 Hz/nT (Scintrex)
/   FID     SYSTIME      t200       MAG     FGx     FGy     FGz    Ralt    Balt     AD6     AD7     AD8    LTsec         LAT          LON     ALT  Q  N
        :
        :
  134.9 08:59:40.85   134.910 44022.322  -3.965  -0.605   2.588   0.010   0.233   0.024   0.005   0.000   *         *            *            *    *  *
  135.0 08:59:40.94   135.010 44021.805  -3.901  -0.630   2.559   0.005   0.238   0.000   0.010   0.005   *         *            *            *    *  *
  135.1 08:59:41.05   135.110 44024.093  -3.901  -0.601   2.549   0.005   0.238  -0.005   0.005   0.005 32381.00  34.5741050  135.8166467  265.24  1 17
  135.2 08:59:41.14   135.210 44020.111  -3.887  -0.645   2.520   0.005   0.238   0.020   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  135.3 08:59:41.25   135.310 44018.997  -3.955  -0.605   2.573   0.000   0.233  -0.015   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  135.4 08:59:41.35   135.410 44022.616  -3.970  -0.654   2.578   0.010   0.243  -0.015   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  135.5 08:59:41.44   135.510 44025.231  -3.960  -0.615   2.593   0.010   0.233  -0.015   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  135.6 08:59:41.55   135.610 44018.321  -3.950  -0.571   2.603  -0.005   0.238   0.015   0.005   0.000 32381.50  34.5741050  135.8166467  265.23  1 17
  135.7 08:59:41.64   135.710 44020.228  -3.950  -0.576   2.520   0.000   0.233  -0.010   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  135.8 08:59:41.75   135.810 44019.916  -3.950  -0.649   2.515   0.000   0.233  -0.010   0.005   0.000   *         *            *            *    *  *
        :
        :
  153.5 08:59:59.44   153.510 44394.005  -3.975  -0.591   2.588   0.000   0.224   0.010   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  153.6 08:59:59.55   153.610 44933.933  -3.960  -0.645   2.510   0.005   0.243  -0.005   0.005   0.000 32399.50  34.5741050  135.8166483  265.30  1 17
  153.7 08:59:59.64   153.710 45287.924  -3.940  -0.625   2.559   0.000   0.194  -0.010   0.010   0.005   *         *            *            *    *  *
  153.8 08:59:59.75   153.810 44750.706  -3.970  -0.610   2.603   0.005   0.258   0.005   0.005   0.000   *         *            *            *    *  *
  153.9 08:59:59.85   153.910 44848.155  -3.901  -0.605   2.515   0.005   0.263  -0.010   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  154.0 08:59:59.94   154.010 44516.191  -3.916  -0.635   2.529   0.005   0.248   0.024   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  154.1 09:00:00.05   154.110 44512.921  -3.970  -0.625   2.607   0.000   0.248  -0.010   0.005   0.005 32400.00  34.5741050  135.8166483  265.31  1 17
  154.2 09:00:00.14   154.210 44779.757  -3.901  -0.552   2.612   0.005   0.175   0.034   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
        :
        :
  156.5 09:00:02.44   156.510 43976.703  -3.882  -0.566   2.529   0.005   0.277  -0.015   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  156.6 09:00:02.55   156.610 43987.158  -3.887  -0.615   2.515   0.010   0.121   0.034   0.005   0.005 32402.50  34.5741017  135.8166417  264.79  1 16
  156.7 09:00:02.64   156.710 43995.208  -3.906  -0.649   2.622   0.000   0.302   0.020   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  156.8 09:00:02.75   156.810 44004.666  -3.979  -0.562   2.627  -0.005   0.297  -0.010   0.005   0.000   *         *            *            *    *  *
  156.9 09:00:02.85   156.910 44007.559  -3.950  -0.571   2.593   0.000   0.346   0.015   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  157.0 09:00:02.94   157.010 43997.328  -3.892  -0.664   2.515   0.005   0.341   0.005   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
  157.1 09:00:03.05   157.110 44007.911  -3.916  -0.654   2.578   0.000   0.414   0.010   0.005   0.005 32403.00  34.5741017  135.8166417  264.79  1 16
  157.2 09:00:03.14   157.210 44012.890  -3.945  -0.654   2.520   0.000   0.331   0.010   0.005   0.005   *         *            *            *    *  *
        :
        :

定点観測磁力値データの形式 (例)

/Base:  46490               ← 基準磁力値(一般に静穏日の夜間値) (*)
/Date: 20030215             ← 日付(第7カラム以降に yyyymmdd 形式の8桁)(*)
130008 464795
130023   46480
130038  464795
130053 4648030              ← 定点磁力計収録データそのままを想定.
130108 46480.5              ← HHMMSS の6桁, 1桁以上のスペース, 
130123 46480.71             ←   磁力値(1nT/0.1nT/0.01nT 単位のいずれか)
130138 464806.1
130153 4648052.
   .......

        (*) 基準磁力値, 日付 の指定は,ファイル途中に指定されると
            その位置から後ろに向って有効となる.

GPS測位データ形式(リアルタイムGPS または PostNav DGPS) (例)

   12:51:11.000 35.0960951 137.6353737 983.83
   12:51:12.000 35.0963192 137.6353688 985.57
   12:51:13.000 35.0965443 137.6353639 987.19
        .......
  14:14:46.00  36.4404884  138.5358380  1408.51
  14:14:47.00  36.4404885  138.5358380  1408.50
  14:14:48.00  36.4404886  138.5358380  1408.47
        .......

     すべての行は,フリーフォーマットのGPS位置データであり,時刻(Localtime),
       緯度(度単位),経度(度単位),高度(m単位) で構成される.
       時刻は,"HH:MM:SS.tt" の形式でなければならない.

測線情報データファイルの形式 (例)

=030217f1.asc  030217f1.pnav
220      095250 100100    0
210      100330 101000  180
200      101210 101950    0
     .......
140      111210 112050    0
130      112340 113120  180
=030217f2.asc  030217f2.pnav
120      121300 122010    0
110      122235 122840  180
100      123105 123850    0
     .......

        先頭桁が '=' の行は,データファイルの指定を示し,共通 ASCII測定data と
          GPS測位データ(通常はPostNav処理結果)の両ファイル名を与える.
          (xldam に対しては,測位データファイル名はなくてよい.)
        それ以外は,個別の測線情報データであり,行頭から,
          測線名,開始/終了時刻(hhmmss.tt の形式,通常 .tt は省略)と,
          測線飛行方位角(度単位) を,空白区切りで並べる.磁力センサーの位置
          ズレ補正を行わない場合は「測線飛行方位角」の指定がなくても構わない.


各種測線データファイルの形式

 測線データファイル形式(AM Line data type)には,
  1) DPAM測線データファイル(DPAM Line data)
  2) GSJ測線データファイル(AMDB-GSJ line data)
  3) NEDO統合測線データファイル(AMDB-NEDO line data)
  4) 標準測線データファイル(StdLIN data)
  0) 一般ランダム点データ(generic random point data)
のバリエーションがある.
 2 および 3 のデータ形式では,原則的に,緯経度値は世界測地系での値を 高度値は
ジオイドからの標高を用いる.しかし,その他の形式では 測地系・高度基準とも規定
されておらず,そのデータの利用にあたっては測地系等の種別を指定する必要がある.
 また,0 は一般的な非固定フォ-マットのデータファイルを扱うための形式であり,
緯経度値の単位や各データの配列順をも指定する必要がある.そのときデータ行は数値
データのみで構成されている必要があるが,特例として ":" は空白と同等のデータの欄
区切りとみなされる.
 なお,いずれの場合も,(測線を構成する)個別点データは 1点/1行 のデータであり,
その先頭欄は 空白(もしくは数値先頭桁) である.また,測線の区切りや属性情報を
示す測線開始指示行は,先頭欄が "&", "#" または "%" となっており,その他のコメ
ント情報として,先頭欄が "#" の行が ファイル先頭に置かれることがある.
(従って,先頭欄が "#", "&", "%" の行を無視すると,点データの羅列となる.)

StdLIN測線データファイルの形式 (例)

# Areaname: Kobe-Kyoto
# Survey Date: 1995.12.07-12.27
&A-01
  2079.02221N  8116.27649E   277.87m   -45.15nT
  2079.04052N  8116.31640E   278.58m   -44.66nT
  2079.05883N  8116.35641E   279.19m   -44.47nT
        .......
  2087.39584N  8134.25592E   275.40m   -48.38nT
  2087.41585N  8134.29643E   275.41m   -53.69nT
&    C-2r
  2088.27126N  8134.37994E   279.12m   -44.90nT
  2088.25637N  8134.33845E   279.33m   -40.81nT
  2088.24078N  8134.29646E   279.64m   -40.12nT
        .......

     先頭桁が,'#' の行は,単なるコメント行であり,通常,ファイルの先頭にのみ
       置かれる.(一連の個別点データ(測線データ)の途中に,置いてはならない.)
     先頭桁が,'&' または '%' の行は測線の開始を示す.
       第2~9桁に,測線名を記述する.それ以外の記述内容とその形式に制約は
       設けない.(開始時刻や含まれる測点数などを記述する場合が多い.)
       ファイルの末尾に,含まれる測点数が 0 の測線を表示して,データの末尾を
       明示する場合がある.
     それ以外は,個別の点データであり,緯度(分単位)・経度(分単位)・高度(m単位)
       ・残差磁力値(nT単位)の値が,
          format(1x, f11.5, 1hN,1x, f11.5, 1hE,1x, f8.2, 1hm,1x, f8.2, 2hnT)
       の形式(計47桁)で入っている.
     北緯を意味する 'N',東経を意味する 'E' の文字を含むが,南半球・西半球の
       場合には 緯度値・経度値をマイナス値で表現する.
     入力データの場合は数値部分の桁数は任意である.

DPAM測線データファイルの形式 (例)

# Areaname: Ootoge
# Survey Date: 2003.02.17
&220       20030217  95250.00 100100.00
  418860 20030217  95250.02  3  35.0885765  137.7122326 1033.28 46445.27   -50.13  -3.535   2.783   1.099  35570.02
  418870 20030217  95250.09  3  35.0885932  137.7122356 1033.31 46445.02   -50.39  -3.525   2.783   1.108  35570.09
  418880 20030217  95250.17  3  35.0886091  137.7122389 1033.34 46445.90   -49.51  -3.545   2.781   1.084  35570.17
        .......
  494660 20030217 100059.89  3  35.2059824  137.7122510 1258.37 46440.41  -115.48  -3.560   2.891   0.713  36059.89
  494670 20030217 100059.95  3  35.2059986  137.7122531 1258.30 46439.93  -115.95  -3.555   2.874   0.708  36059.95
&210       20030217 100330.00 101000.00
  517780 20030217 100330.09  3  35.2047662  137.7067634 1247.53 46418.68  -138.34  -3.281  -3.225  -0.249  36210.09
  517790 20030217 100330.19  3  35.2047375  137.7067660 1247.46 46418.48  -138.52  -3.296  -3.230  -0.273  36210.19
  517800 20030217 100330.29  3  35.2047093  137.7067705 1247.39 46418.52  -138.47  -3.286  -3.210  -0.288  36210.29
        .......

     先頭桁が,'#' の行は,単なるコメント行であり,通常ファイルの先頭にのみ
       置かれる.(一連の個別点データ(測線データ)の途中に,置いてはならない.)
     先頭桁が,'&' または '%' の行は測線の開始を示し,測線名・日付yyyymmdd
       ・開始/終了時刻が記述される.時刻は,HHMMSS.tt 形式の 倍精度実数値.
     それ以外は,個別の点データであり,
           1) Fiducial number, 2) Date (yyyymmdd), 3) Time (HHMMSS.tt), 
           4) データ種別(*), 5) 緯度(Deg.), 6) 経度(Deg.), 7) 高度(m), 
           8) 磁力値(nT), 9) IGRF残差値(nT), 10-12) Fluxgate 3成分値(V), 
           13) Localtime秒(00:00からの秒数) が,
             format(i8, 1x,i8, 1x,f9.2, 1x,i2, 1x,f11.7, 1x,f12.7, 1x,f7.2,
            *       2(1x,f8.2), 3(1x,f7.3), 1x,f9.2)
       の形式(計115桁+改行コード)で入っている.
       ecomp, fcomp の出力では,さらに続いて '(4(1x,f8.2))' 形式で,
           14) 補正前残差値(tres), 15) 機体磁気補正量(corr), 
           16) ランダム成分値(rand), 17) リニアトレンド分(trend) 
       の各データ [tres = corr + rand + trend] が入る.
       (*) ここに,データ種別(k) の意味は次のとおりである.
            k = 4~7 :   5) 緯度, 6) 経度, 7) 高度 が RealTimeGPS による
            k = 0~3 :   5) 緯度, 6) 経度, 7) 高度 が PostNav処理 による
            k = 2,3,6,7 :   8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 日変化が未補正
            k = 0,1,4,5 :   8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 日変化補正済
            k = 1,3,5,7 :   8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 機体磁気が未補償
            k = 0,2,4,6 :   8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 機体磁気補償済

HGAMバード磁気データ および HGAM測線データファイル の形式 (例)

  <HGAMバード磁気データ>
        .......
 20051012 09:14:51.10  99999.99  46949.90
 20051012 09:14:51.20  99999.99  46949.89
 20051012 09:14:51.30  99999.99  46949.85
 20051012 09:14:51.40  46781.33  46949.85
 20051012 09:14:51.50  99999.99  46949.79
 20051012 09:14:51.60  99999.99  46949.77
 20051012 09:14:51.70  46795.16  46949.70
 20051012 09:14:51.80  46850.40  46949.78
 20051012 09:14:51.90  46851.73  46949.73
 20051012 09:14:52.00  46851.76  46949.70
        .......

     各データは,Date (yyyymmdd), Time (HH:MM:SS.tt),
       第1センサ全磁力値(nT), 第2センサ全磁力値(nT) が
          format(1x, i8, 1x, i2,1h:,i2,1h:,f5.2, 1x, f9.2, 1x, f9.2)
       の形式(計41桁+改行コード)で入っている.
  <HGAM測線データファイル>
&F13       20051012 142618.00 152530.00
 1893030 20051012 142618.00 80  36.4324162  138.4260987 2285.58 46934.03   -58.27 46936.09   -56.09    -2.06
 1893040 20051012 142618.10 80  36.4323834  138.4261012 2285.41 46934.69   -57.58 46936.12   -56.03    -1.43
 1893050 20051012 142618.20 80  36.4323596  138.4261236 2285.44 46935.28   -56.97 46936.75   -55.38    -1.47
        .......
 2248210 20051012 152529.80 80  36.4200127  138.5840531 2700.97 47043.23   112.45 47048.76   118.09    -5.53
 2248220 20051012 152529.90 80  36.4200489  138.5840760 2700.40 47043.27   112.47 47048.77   118.09    -5.50
 2248230 20051012 152530.00 80  36.4200661  138.5840904 2699.93 47042.84   112.02 47048.52   117.81    -5.67
&F23a      20051013 125215.00 130130.00
 1388080 20051013 125215.00 80  36.4079470  138.5286123 2771.76 47531.58   593.48 47536.52   598.54    -4.94
 1388090 20051013 125215.10 80  36.4079393  138.5285881 2772.09 47531.73   593.64 47536.70   598.73    -4.98
 1388100 20051013 125215.20 80  36.4079166  138.5285668 2772.32 47531.83   593.75 47536.73   598.77    -4.90
 1388110 20051013 125215.30 80  36.4079055  138.5285373 2772.65 47531.95   593.87 47536.86   598.90    -4.91
        .......

     先頭桁が,'&' の行は測線の開始を示し,測線名・日付yyyymmdd・開始/終了
       時刻が記述される.時刻は,HHMMSS.tt 形式の 倍精度実数値.
     それ以外は,個別の点データであり,
           1) Fiducial number, 2) Date (yyyymmdd), 3) Time (HHMMSS.tt), 
           4) データ種別(*) [傾度測定HGAM測線データ]
           5) 緯度(Deg.), 6) 経度(Deg.), 7) 高度(m), 
           8) 磁力値1(nT), 9) IGRF残差値1(nT), 10) 磁力値2(nT), 
           11) IGRF残差値2(nT), 12) 磁力値差(磁力値1-磁力値2)(nT) が,
             format(i8, 1x,i8, 1x,f9.2, 1x,i2, 1x,f11.7, 1x,f12.7, 1x,f7.2,
            *       5(1x,f8.2))
       の形式(計108桁+改行コード)で入っている.
       (*) データ種別(k) は,緯経度値が PostNAV処理によるものであれば k=80,
          RealTimeGPS による場合は k=84 である.
          (いずれも日変化補正済・機体磁気補正不要)
     このデータは,DPAM測線データファイルの 1変種の形態をとっており,磁力値1
       を扱う場合は,DPAM測線データと同様に取り扱うことができる.磁力値2 を扱
       う場合には,一般ランダム点データとして処理すればよい.

AMDB-GSJ測線データファイル

 GSJのディジタルデータ処理による測線データファイルは,先頭1行の地域名ヘッダ ー行のあとに,測線データブロックが複数回繰り返す形式となっている.測線データ ブロックは,『測線名とその測線に含まれる測点数(npt)を示す測線ヘ ッダー行と,それに続く npt行の測点データ』で構成される.各行のデ ータ形式は次のとおりである.
呼称
位置
桁数
形式
内 容
(地域名ヘッダー行) 
-02 A2固定文字列 ‘##
-22 2X(空白)
area48 A8地域名
year128 F8.2調査実施基準年(DGRF残差計算の基準に用いた年)
high206 F6.0飛行高度(ft単位)
-262 A2固定文字列‘ft
(測線ヘッダー行) 
-02 A2固定文字列 ‘#
lnam28 A8測線名(左詰め)
npt106 I6測線に含まれる測点数
(測点データ行)   (npt回くり返し)
isec08 I8秒単位の時刻(日時分秒を秒単位に換算)
alat89 F9.3緯度(分単位,世界測地系)
alon179 F9.3経度(分単位,世界測地系)
tres268 F8.1補正後DGRF残差磁力値(nT単位)


AMDB-NEDO測線データファイル

 NEDOのキュリー点法調査の統合測線データファイルは,先頭1行の地域名ヘッダー行 のあとに,測線データブロックが複数回繰り返す形式となっている.測線データブロッ クは,『測線名とその測線に含まれる測点数(npt)を示す測線ヘッダー行 と,それに続く npt行の測点データ』で構成される.各行のデータ形式 は次のとおりである.
呼称
位置
桁数
形式
内 容
(地域名ヘッダー行) 
-02 A2固定文字列 ‘##
-28 A8固定文字列 ‘  NEDO  
area108 A8地域名(kyushu / tohoku / hokkaido / chubu / kanto / chugoku
(測線ヘッダー行) 
-02 A2固定文字列 ‘#
lnam28 A8測線名(右詰め)
npt106 I6測線に含まれる測点数
(測点データ行)   (npt回くり返し)
ifid08 I8単なるデータ連番
isec86 I6秒単位の時刻
alat149 F9.3緯度(分単位,世界測地系)
alon239 F9.3経度(分単位,世界測地系)
tair328 F8.1空中磁力測定値(nT単位)
tmdv408 F8.1日変化磁力測定値(nT単位)
tcor488 F8.1補正後空中磁力値(nT単位)
tres568 F8.1補正後DGRF残差磁力値(nT単位)
irad645 I5電波高度値(ft単位)
ibar695 I5気圧高度値(ft単位)