DPAM: 空中磁気探査収録データ処理関係プログラム
プログラム名 | 機 能 |
alog2asc |
AIRLOGS バイナリーデータファイルを
ASCII 形式ファイルに変換する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力(binary)ファイル名
出力(ASCII)ファイル名 |
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xldam |
alog2ascによるASCII生データから,
測線区間の切り出しとリアルタイムGPS測位データによる位置データ補間
および それに基づくIGRF残差計算を行って,
DPAM測線データファイルを作成する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 測線情報データファイル名
出力DPAM測線データファイル名 調査実施年 IGRF世代番号
入力データ間引き間隔(1〜N) |
入力のASCII生データのファイル名は,
測線情報データファイルで指定する. |
xldpn |
alog2ascによるASCII生データと
PostNav処理GPS測位データから,
測線区間の切り出しと位置データ補間 およびそれに基づくIGRF残差計算を行って,
DPAM測線データファイルを作成する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 測線情報データファイル名
出力DPAM測線データファイル名 調査実施年 IGRF世代番号
入力データ間引き間隔(1〜N) |
入力のASCII生データ および PostNav処理結果のGPS測位データ のファイル名は,
測線情報データファイルで指定する. |
xldhg |
バード式ヘリボーン空中磁気傾度探査における
HGAMバード磁気データ,リアルタイムGPSまたはPostNav処理
のGPS測位データ と
定点観測磁力値データ から,測線区間の切り出し,
日変化補正,位置データ補間 および それに基づくIGRF残差計算を行って,
DPAM測線データ類似形式の HGAM測線データファイル
を作成する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 測線情報データファイル名
GPSデータ種別:0(PNAV-DGPS)/1(Real-time)
入力GSmagデータファイル名 出力DPAM測線データファイル名
調査実施年 IGRF世代番号 磁力計2センサー高度差(m)
入力データ間引き間隔(1〜N) |
入力のASCII生データ および GPS測位データ のファイル名は,
測線情報データファイルで指定する. |
despike |
DPAM測線データの磁力値スパイクノイズを除去する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力DPAM測線データファイル名
出力DPAM測線データファイル名 |
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dvcorr |
DPAM測線データに対して
定点観測磁力値データによる日変化補正を行う.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力DPAM測線データファイル名
入力GSmagデータファイル名 出力DPAM測線データファイル名 |
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ecomp |
CompBox飛行データ(DPAM測線データ)を用い,
CompBox飛行データ自体に対する機体磁気補償処理を行う(テスト用).
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パラメータ入力: |
logファイル名 CompBox飛行の入力DPAM測線データファイル名
出力DPAM測線データファイル名 |
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fcomp |
CompBox飛行データ(DPAM測線データ)を用いて,
調査飛行データ(DPAM測線データ)に対する機体磁気補償処理を行う.
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パラメータ入力: |
logファイル名 CompBox飛行DPAM測線データファイル名
調査飛行DPAM測線データファイル名
出力(調査飛行) DPAM測線データファイル名 |
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ggrid |
DPAM測線データまたは相当データから磁力値格子点データを
Smith and Wessel [1990] の方法で作成する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力データファイル名 緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
データ有効化半径(km) 調査地域名(gridデータにつけるラベル名)
図法展開座標系番号 グリッド位置指定各種パラメータ(*3)
出力gridファイル名 |
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ggrids |
DPAM測線データまたは相当データから磁力値と標高の格子点データを
Smith and Wessel [1990] の方法で作成する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力データファイル名 緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
データ有効化半径(km) 調査地域名(gridデータにつけるラベル名)
図法展開座標系番号(NC)
[NC≧200 のとき] 出力高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)
グリッド位置指定各種パラメータ(*3) 出力gridファイル名 |
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pframe |
空中磁気探査データ処理の座標値設定を容易にするための白地図の作成.
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パラメータ入力: |
logファイル名 出力PSファイル名 調査地域名
図法展開座標系番号 緯度経度範囲 作図パラメータ |
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pltrk |
DPAM測線データまたは相当データから航跡図を図化する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力AM測線データファイル名
緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
出力PSファイル名 調査地域名 図法展開座標系番号
作図範囲座標の指定 各種作図パラメータ |
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pchkdv |
定点観測磁力値データをグラフに図化する.(データ検査用)
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力GSmagデータファイル名
出力PSファイル名 |
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pchkmag |
DPAM測線データ/HGAM測線データの全磁力値プロファイルを黒で図化する.
(データ検査用)
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パラメータ入力: |
logファイル名
データタイプ(0:DPAM, 1:HGAM(1st), 2:HGAM(2nd) の別)
入力DPAM/HGAM測線データファイル名 出力PSファイル名 |
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pchkres |
DPAM測線データ/HGAM測線データのIGRF残差(または差分)もしくは
StdLIN測線データの残差磁力値のプロファイルを青で図化する.(データ検査用)
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パラメータ入力: |
logファイル名
データタイプ(0:DPAM, 1-3:HGAM(1st/2nd/diff), 4:StdLIN の別)
入力DPAM/HGAM/StdLIN測線データファイル名 出力PSファイル名 |
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pchkcomp |
機体磁気補償処理(ecomp, fcomp)の出力結果に対し,処理の 前/後 の
IGRF残差プロファイルを 青/赤 で重ねて図化する.(データ検査用)
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力DPAM測線データファイル名
出力PSファイル名 |
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xslin |
各種形式の測線データを
StdLIN測線データファイル形式に変換する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力AM測線データのファイルタイプ(*1)
入力データファイル名
入力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)
[一般 random file のとき] データ形式パラメータ(*2)
出力StdLIN測線データファイル名
出力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別) |
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xslina |
DPAM測線データから平滑化再サンプリングして
StdLIN測線データ形式のファイルを作成する.
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パラメータ入力: |
logファイル名 入力DPAM測線データファイル名
入力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別)
平滑化再サンプリングの時間間隔(秒)
出力StdLIN測線データファイル名
出力データ緯経度値の測地系(=WGS(1)/東京系(2) の別)
[WGS(1) のとき] 高度値の基準系(=GRS(1)/Geoid(2) の別) |
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(*1) |
AM測線データのファイルタイプは,1: DPAM測線データ形式,
2: AMDB-GSJ測線データ形式,3: AMDB-NEDO測線データ形式,
4: StdLINデータ形式,0: 一般 random file 形式 のいずれかである.
(一般 random file 形式では,その詳細を データ形式パラメータ(*2)
で指定する.)
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(*2) |
データ形式パラメータは,緯度・経度が 分単位(1)/度単位(2) の
いずれで与えられているか,緯度・経度 および 高度(m単位)・磁力値(nT単位)
の値が,free format データのそれぞれ何番目に置かれているか を指定する.
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(*3) |
グリッド位置指定パラメータには,南西角の北向き・東向き座標値と,
北および東に向ってそれぞれのメッシュ間隔と点数が含まれる. |
alog2asc による 出力ASCIIデータ形式(例)
//alog2asc v.2003-11-26 by T. Nakatsuka
//InputDataFilename: 030215_132849.B00
/AlogVersion 2.0200
/DateTime: 20030215 13:28:50.07 (JulianDay: 46)
/Date: 2003 - 02 - 15
/Time: 13 : 28 : 50+0.060
/SensorType: 0(Cesium)
/Flight#: 0
/CyclingInterval: 0.050 sec
/Analog0: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog1: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog2: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog3: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog4: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog5: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog6: slope= 1.000, offset= 0.000
/Analog7: slope= 1.000, offset= 0.000
/ FID SYSTIME t200 MAG FGx FGy FGz Ralt Balt AD6 AD7 AD8 UTC LAT LON ALT Q N
911.7 13:28:50.07 757.842 46654.164 -3.838 2.534 -0.757 -1.255 -0.010 -0.654 0.000 0.000 4.51931 35.25182 136.92375 16.85 1 7
911.8 13:28:50.13 757.877 46654.270 -3.838 2.532 -0.771 -1.230 -0.010 -0.635 0.000 0.000 * * * * * *
911.9 13:28:50.24 758.003 46654.295 -3.833 2.534 -0.781 -1.216 -0.010 -0.635 0.000 0.000 * * * * * *
912.0 13:28:50.29 758.027 46654.358 -3.833 2.532 -0.752 -1.245 -0.005 -0.625 0.000 0.000 4.51944 35.25182 136.92375 16.86 1 7
912.1 13:28:50.40 758.164 46654.469 -3.843 2.534 -0.771 -1.216 -0.005 -0.635 0.000 0.000 * * * * * *
.......
定点観測磁力値データの形式(例)
/Base: 46490 ← 基準磁力値(一般に静穏日の夜間値) (*)
/Date: 20030215 ← 日付(第7カラム以降に yyyymmdd 形式の8桁)(*)
130008 464795
130023 464802
130038 464795
130053 464803
130108 464805 ← 定点磁力計収録データそのまま.
130123 464807 ← HHMMSS の6桁, 1桁スペース, 6桁磁力値(0.1nT単位)
130138 464806
130153 464805
.......
(*) 基準磁力値, 日付 の指定は,ファイル途中に指定されると
その位置から後ろに向って有効となる.
GPS測位データ形式(リアルタイムGPS または PostNav DGPS)
(例)
03:51:11.000 35.096095 137.635373 983.83
03:51:12.000 35.096319 137.635368 985.57
03:51:13.000 35.096544 137.635363 987.19
.......
05:14:46.00 36.440488 138.535838 1408.51
05:14:47.00 36.440488 138.535838 1408.50
05:14:48.00 36.440488 138.535838 1408.47
.......
すべての行は,フリーフォーマットのGPS位置データであり,UTC時刻,
緯度(度単位),経度(度単位),高度(m単位) で構成される.
UTC時刻は,"HH:MM:SS.tt" の形式でなければならない.
測線情報データファイルの書式(例)
=030217f1.asc 030217f1.pnav
220 095250 100100
210 100330 101000
200 101210 101950
.......
140 111210 112050
130 112340 113120
=030217f2.asc 030217f2.pnav
120 121300 122010
110 122235 122840
100 123105 123850
.......
先頭桁が,'=' の行は,データファイルの指定を示し,ASCII生データと
GPS測位データ(通常はPostNav処理結果)の両ファイル名を与える.
(xldam に対しては,測位データファイル名はなくてよい.)
それ以外は,個別の測線情報データであり,行頭から,
測線名,開始/終了時刻(hhmmss.tt の形式,通常 .tt は省略.)を,
空白を区切りとして並べる.
各種測線データファイルの形式
測線データファイル形式(AM Line data type)には,
1) DPAM測線データファイル(DPAM Line data)
2) GSJ測線データファイル(AMDB-GSJ line data)
3) NEDO統合測線データファイル(AMDB-NEDO line data)
4) 標準測線データファイル(StdLIN data)
0) 一般ランダム点データ(generic random point data)
のバリエーションがある.
2 および 3 のデータ形式では,原則的に,緯経度値は世界測地系での値を 高度値は
ジオイドからの標高を用いる.しかし,その他の形式では 測地系・高度基準とも規定
されておらず,そのデータの利用にあたっては測地系等の種別を指定する必要がある.
また,0 は一般的な非固定フォ−マットのデータファイルを扱うための形式であり,
緯経度値の単位や各データの配列順をも指定する必要がある.そのときデータ行は数値
データのみで構成されている必要があるが,特例として ":" は空白と同等のデータの欄
区切りとみなされる.
なお,いずれの場合も,(測線を構成する)個別点データは 1点/1行 のデータであり,
その先頭欄は 空白(もしくは数値先頭桁) である.また,測線の区切りや属性情報を
示す測線開始指示行は,先頭欄が "&", "#" または "%" となっており,その他のコメ
ント情報として,先頭欄が "#" の行が ファイル先頭に置かれることがある.
(従って,先頭欄が "#", "&", "%" の行を無視すると,点データの羅列となる.)
StdLIN測線データファイルの形式(例)
# Areaname: Kobe-Kyoto
# Survey Date: 1995.12.07-12.27
&A-01
2079.0222N 8116.2764E 277.8m -45.1nT
2079.0405N 8116.3164E 278.5m -44.6nT
2079.0588N 8116.3564E 279.1m -44.4nT
.......
2087.3958N 8134.2559E 275.4m -48.3nT
2087.4158N 8134.2964E 275.4m -53.6nT
& C-2r
2088.2712N 8134.3799E 279.1m -44.9nT
2088.2563N 8134.3384E 279.3m -40.8nT
2088.2407N 8134.2964E 279.6m -40.1nT
.......
先頭桁が,'#' の行は,単なるコメント行であり,通常,ファイルの先頭にのみ
置かれる.(一連の個別点データ(測線データ)の途中に,置いてはならない.)
先頭桁が,'&' または '%' の行は測線の開始を示す.
第2〜9桁に,測線名を記述する.それ以外の記述内容とその形式に制約は
設けない.(開始時刻や含まれる測点数などを記述する場合が多い.)
ファイルの末尾に,含まれる測点数が 0 の測線を表示して,データの末尾を
明示する場合がある.
それ以外は,個別の点データであり,緯度(分単位)・経度(分単位)・高度(m単位)
・残差磁力値(nT単位)の値が,
format(f10.4, 1hN, f11.4, 1hE, f8.1, 1hm, f8.1, 2hnT)
の形式(計42桁)で入っている.
DPAM測線データファイルの形式(例)
# Areaname: Ootoge
# Survey Date: 2003.02.17
&220 95250.00 100100.00
4188.6 20030217 95250.02 3 35.08857 137.71223 1033.2 46445.27 -50.13 -3.535 2.783 1.099 3170.02
4188.7 20030217 95250.09 3 35.08859 137.71223 1033.3 46445.02 -50.39 -3.525 2.783 1.108 3170.09
4188.8 20030217 95250.17 3 35.08860 137.71223 1033.3 46445.90 -49.51 -3.545 2.781 1.084 3170.17
.......
4946.6 20030217 100059.89 3 35.20598 137.71225 1258.3 46440.41 -115.48 -3.560 2.891 0.713 3659.89
4946.7 20030217 100059.95 3 35.20598 137.71225 1258.3 46439.93 -115.95 -3.555 2.874 0.708 3659.95
&210 100330.00 101000.00
5177.8 20030217 100330.09 3 35.20476 137.70676 1247.5 46418.68 -138.34 -3.281 -3.225 -0.249 3810.09
5177.9 20030217 100330.19 3 35.20473 137.70676 1247.4 46418.48 -138.52 -3.296 -3.230 -0.273 3810.19
5178.0 20030217 100330.29 3 35.20470 137.70677 1247.3 46418.52 -138.47 -3.286 -3.210 -0.288 3810.29
.......
先頭桁が,'#' の行は,単なるコメント行であり,通常ファイルの先頭にのみ
置かれる.(一連の個別点データ(測線データ)の途中に,置いてはならない.)
先頭桁が,'&' または '%' の行は測線の開始を示し,測線名 と 開始/終了
時刻が記述される.時刻は,HHMMSS.tt 形式の 倍精度実数値.
それ以外は,個別の点データであり,
1) Fiducial number, 2) Date (yyyymmdd), 3) Time (HHMMSS.tt),
4) データ種別(*), 5) 緯度(Deg.), 6) 経度(Deg.), 7) 高度(m),
8) 磁力値(nT), 9) IGRF残差値(nT), 10-12) Fluxgate 3成分値(V),
13) UTC秒数(JST 9時以前は負) が,
format(f7.1, 1x,i8, 1x,f9.2, 1x,i2, 1x,f9.5, 1x,f10.5, 1x,f6.1,
* 2(1x,f8.2), 3(1x,f7.3), 1x,f9.2)
の形式(計109桁+改行コード)で入っている.
ecomp, fcomp の出力では,さらに続いて '(4(1x,f8.2))' 形式で,
14) 補正前残差値(tres), 15) 機体磁気補正量(corr),
16) ランダム成分値(rand), 17) リニアトレンド分(trend)
の各データ [tres = corr + rand + trend] が入る.
(*) ここに,データ種別(k) の意味は次のとおりである.
k = 4〜7 : 5) 緯度, 6) 経度, 7) 高度 が RealTimeGPS による
k = 0〜3 : 5) 緯度, 6) 経度, 7) 高度 が PostNav処理 による
k = 2,3,6,7 : 8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 日変化が未補正
k = 0,1,4,5 : 8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 日変化補正済
k = 1,3,5,7 : 8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 機体磁気が未補償
k = 0,2,4,6 : 8) 磁力値, 9) IGRF残差値 とも 機体磁気補償済
HGAMバード磁気データ および HGAM測線データファイル の形式(例)
<HGAMバード磁気データ>
.......
20051012 09:14:51.10 99999.99 46949.90
20051012 09:14:51.20 99999.99 46949.89
20051012 09:14:51.30 99999.99 46949.85
20051012 09:14:51.40 46781.33 46949.85
20051012 09:14:51.50 99999.99 46949.79
20051012 09:14:51.60 99999.99 46949.77
20051012 09:14:51.70 46795.16 46949.70
20051012 09:14:51.80 46850.40 46949.78
20051012 09:14:51.90 46851.73 46949.73
20051012 09:14:52.00 46851.76 46949.70
.......
各データは,Date (yyyymmdd), Time (HH:MM:SS.tt),
第1センサ全磁力値(nT), 第2センサ全磁力値(nT) が
format(1x, i8, 1x, i2,1h:,i2,1h:,f5.2, 1x, f9.1, 1x, f9.1)
の形式(計41桁+改行コード)で入っている.
<HGAM測線データファイル>
&F13 142618.00 152530.00
189303 20051012 142618.00 82 36.43241 138.42609 2285.5 46934.03 -58.27 46936.09 -56.09 -2.06
189304 20051012 142618.10 82 36.43238 138.42610 2285.4 46934.69 -57.58 46936.12 -56.03 -1.43
189305 20051012 142618.20 82 36.43235 138.42612 2285.4 46935.28 -56.97 46936.75 -55.38 -1.47
.......
224821 20051012 152529.80 82 36.42001 138.58405 2700.9 47043.23 112.45 47048.76 118.09 -5.53
224822 20051012 152529.90 82 36.42004 138.58408 2700.4 47043.27 112.47 47048.77 118.09 -5.50
224823 20051012 152530.00 82 36.42006 138.58409 2699.9 47042.84 112.02 47048.52 117.81 -5.67
&F23a 125215.00 130130.00
138808 20051013 125215.00 82 36.40794 138.52861 2771.7 47531.58 593.48 47536.52 598.54 -4.94
138809 20051013 125215.10 82 36.40793 138.52858 2772.0 47531.73 593.64 47536.70 598.73 -4.98
138810 20051013 125215.20 82 36.40791 138.52856 2772.3 47531.83 593.75 47536.73 598.77 -4.90
138811 20051013 125215.30 82 36.40790 138.52853 2772.6 47531.95 593.87 47536.86 598.90 -4.91
.......
先頭桁が,'&' の行は測線の開始を示し,測線名 と 開始/終了時刻が
記述される.時刻は,HHMMSS.tt 形式の 倍精度実数値.
それ以外は,個別の点データであり,
1) Fiducial number, 2) Date (yyyymmdd), 3) Time (HHMMSS.tt),
4) データ種別(82) [傾度測定HGAM測線データ]
5) 緯度(Deg.), 6) 経度(Deg.), 7) 高度(m),
8) 磁力値1(nT), 9) IGRF残差値1(nT), 10) 磁力値2(nT),
11) IGRF残差値2(nT), 12) 磁力値差(磁力値1−磁力値2)(nT) が,
format(i7, 1x,i8, 1x,f9.2, 1x,i2, 1x,f9.5, 1x,f10.5, 1x,f6.1,
* 5(1x,f8.2))
の形式(計102桁+改行コード)で入っている.
このデータは,DPAM測線データファイルの 1変種の形態をとっており,磁力値1
を扱う場合は,DPAM測線データと同様に取り扱うことができる.磁力値2 を扱
う場合には,一般ランダム点データとして処理すればよい.
AMDB-GSJ測線データファイル
GSJのディジタルデータ処理による測線データファイルは,先頭1行の地域名ヘッダ
ー行のあとに,測線データブロックが複数回繰り返す形式となっている.測線データ
ブロックは,『測線名とその測線に含まれる測点数(npt
)を示す測線ヘ
ッダー行と,それに続く npt
行の測点データ』で構成される.各行のデ
ータ形式は次のとおりである.
呼称 |
位置 |
桁数 |
形式 | 内 容 |
(地域名ヘッダー行) | |
- | 0 | 2 |
A2 | 固定文字列 ‘## ’ |
- | 2 | 2 |
2X | (空白) |
area | 4 | 8 |
A8 | 地域名 |
year | 12 | 8 |
F8.2 | 調査実施基準年(DGRF残差計算の基準に用いた年) |
high | 20 | 6 |
F6.0 | 飛行高度(ft単位) |
- | 26 | 2 |
A2 | 固定文字列‘ft ’ |
(測線ヘッダー行) | |
- | 0 | 2 |
A2 | 固定文字列 ‘# ’ |
lnam | 2 | 8 |
A8 | 測線名(左詰め) |
npt | 10 | 6 |
I6 | 測線に含まれる測点数 |
(測点データ行) |
(npt 回くり返し) |
isec | 0 | 8 |
I8 | 秒単位の時刻(日時分秒を秒単位に換算) |
alat | 8 | 9 |
F9.3 | 緯度(分単位,世界測地系) |
alon | 17 | 9 |
F9.3 | 経度(分単位,世界測地系) |
tres | 26 | 8 |
F8.1 | 補正後DGRF残差磁力値(nT単位) |
AMDB-NEDO測線データファイル
NEDOのキュリー点法調査の統合測線データファイルは,先頭1行の地域名ヘッダー行
のあとに,測線データブロックが複数回繰り返す形式となっている.測線データブロッ
クは,『測線名とその測線に含まれる測点数(npt
)を示す測線ヘッダー行
と,それに続く npt
行の測点データ』で構成される.各行のデータ形式
は次のとおりである.
呼称 |
位置 |
桁数 |
形式 | 内 容 |
(地域名ヘッダー行) | |
- | 0 | 2 |
A2 | 固定文字列 ‘## ’ |
- | 2 | 8 |
A8 | 固定文字列 ‘ NEDO ’ |
area | 10 | 8 |
A8 | 地域名(kyushu / tohoku / hokkaido / chubu / kanto /
chugoku ) |
(測線ヘッダー行) | |
- | 0 | 2 |
A2 | 固定文字列 ‘# ’ |
lnam | 2 | 8 |
A8 | 測線名(右詰め) |
npt | 10 | 6 |
I6 | 測線に含まれる測点数 |
(測点データ行) |
(npt 回くり返し) |
ifid | 0 | 8 |
I8 | 単なるデータ連番 |
isec | 8 | 6 |
I6 | 秒単位の時刻 |
alat | 14 | 9 |
F9.3 | 緯度(分単位,世界測地系) |
alon | 23 | 9 |
F9.3 | 経度(分単位,世界測地系) |
tair | 32 | 8 |
F8.1 | 空中磁力測定値(nT単位) |
tmdv | 40 | 8 |
F8.1 | 日変化磁力測定値(nT単位) |
tcor | 48 | 8 |
F8.1 | 補正後空中磁力値(nT単位) |
tres | 56 | 8 |
F8.1 | 補正後DGRF残差磁力値(nT単位) |
irad | 64 | 5 |
I5 | 電波高度値(ft単位) |
ibar | 69 | 5 |
I5 | 気圧高度値(ft単位) |