3月2日の三宅島

東京ヘリポートより東京消防庁ヘリ(ちどり)にて.同乗者中田さん(震研),ほか 消防庁関係者3名.
前日からの雨・雪のため,出発を1時間遅らせる. 10:00ヘリポート発,利島離発着ののち三宅島へ.雨域の切れ目をレーダーで 探りながら大野原島南まで行くが三宅島はほとんど見えず.あきらめて神津島へ 給油のため向かう.神津島着11:10.12:15神津島発,晴れてきたため三宅島へ向かう. 三宅島着12:25,三宅島発12:43.利島経由で東京ヘリポート着13:43.

それほど強くない北西風.一部に雲があるが,1時間前が嘘のように晴.
噴煙は白色で多量.青白色ガスはあまり目立たないが,これは風が弱く 吹き降ろしがないためのよう.噴煙高度は1500m以上.三宅島空港方向に流れる. カルデラ西側を3往復して観察.カルデラ内は白色噴煙で満たされ,カルデラ 東壁とカルデラ底,火口の一部がかろうじて見えた程度.
中田さんによると2/28に津久井さんが報告したカルデラ北壁上端の崩落が確認 できたとのこと.南側亀裂に大きな変化はない.

直前までの雨のため,中腹以上の沢には流水があった.

3月2日
雨で三宅島に近づけず
大野原島
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再び三宅島へ
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南東へたなびく噴煙
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南斜面
うっすらと登山道跡
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直前までの雨が
湯気になって
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東斜面へ流れるガス
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カルデラ東壁はわずかに
見える
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カルデラ底
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