2月16日の三宅島

東京ヘリポートより消防庁ヘリ(ひばり)にて.同乗者は東大大島さん.
他に三宅島視察の消防庁次長と随行員3名.
前線通過を待つため,予定より30分遅れの9:30に離陸.10:22に三宅中ヘリパッドに 着陸,次長以下を降ろした後,10:25から約30分間上空観察.11:00に再び着陸し, 次長以下を拾って神津島へ向かう.神津島発11:57,東京ヘリポート着12:48.

北西風が強く(15m/s以上),前線通過直後と言うこともあって火口内はほとんど見えず.

噴煙高度は火口上300-400m程度.水蒸気白煙は濃密で,(降雨直後のため?)やや多い. 斜面を青白色の火山ガスが三宅島空港方面に流れ下っている.
カルデラ縁には大きな変化は認められなかった.
山頂近くには積雪が認められる.火口近傍,特に南西側の登山道付近の積雪表面が, 他の積雪部分に比べやや汚れているようにみえた.降灰の可能性があるが,上空からの 観察だけでは確証は得られなかった.
降雨直後ということで,山麓では多くの流水が認められた.

2月16日の三宅島
神着北から見た三宅島
サイズ:640×480
南から見た噴煙
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七島展望台上空から
見た山頂部と噴煙
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南側亀裂(矢印)
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南西縁
雪が汚れている?
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流水
大久保浜西
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海に流れこむ泥流
釜根
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伊ヶ谷
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