東京ヘリポートより,東京消防庁ヘリ(かもめ)にて.同乗者津久井さん(千葉大)
ヘリポート発9:00,三宅島着9:43,三宅島発9:58,ヘリポート着10:50.
火口上200-300mまでは弱い北東風,それ以上は南西風.高度1200-1300m程度の棚状
雲が三宅島北半を覆っていた.火口の中はよく見えたが,北側では高度が取れず,
南側はガスが流れていたため,火口内の観察は十分にできなかった.
噴煙は白色,前述のとおりの風向きで,下層では青白色のガスが南西の新澪池方向へ
流れ下っていた.上層では北東へ白色噴煙が流れている.高度が取れなかったため,
噴煙高度は不明だが,少なくとも1500m程度は上昇しているようだ.
火映が確認されるようになったが,火口内に大きな変化はない.溶岩そのものの光というわけではなさそう.南側の割れ目は観察できなかった.
三池港上空から見た噴煙 下層と上層で風向が違うため 噴煙が逆くの字になっている サイズ:640×480 |
薄木方面へ流れ下る火山ガス サイズ:640×480 |
北東から見たカルデラ内 サイズ:640×480 |
カルデラ底北半部 サイズ:640×480 |