12月6日の三宅島


警視庁ヘリパイロットに先導されて,ヘリに乗り込む.



神津島へ向かうヘリから撮影した三宅島.

東京ヘリポートより警視庁ベル412ヘリにて.同乗者は地震研金子さん,東大大島さん. ほか神津島への海上自衛隊交代要員1名.
ヘリポート出発はやや遅れ9:25.三宅島到着・観察開始は10:23ごろ,観察終了は11:00.神津島立ち寄り後,東京ヘリポート着12:38.

噴煙は北北西の風に吹かれて,三宅島空港から三池にかけての方向に流されている. 噴煙の色は白色.高度は火口直上で1300m程度,少し流されたところで1500m程度で, 大きな変化はない.陥没火口内にはガスが立ちこめていて,東側火口縁からあふれ出す ように流れている.

火口内はガスが立ちこめているため,火口底がよく見えない.
スオウ穴東側の火口縁直下に火山体の新鮮な断面見えているのが印象的だが,大きな変化はない.
スオウ穴の水の色は,やや赤い灰色で,以前のようにどぎつい色ではなくなった.

北東上空から見た火口
火口内全体にガスが充満している
サイズ:640×480
三池方向に流れる噴煙
サイズ:640×480
北-北東火口壁
中央やや右にスオウ穴
サイズ:640×480
北側火口壁
サイズ:480×640