三宅島2002年11月24日火山灰の反射電子像
by 宮城磯治・下司信夫・伊藤順一
撮影:宮城磯治・下司信夫
試料作成:下司信夫・伊藤順一
試料採取:気象庁
三宅島2002年11月24日の火山灰研磨片ののデジタルBEI
(反射電子像)130枚をハイパーテキスト形式で保存する。
画像の撮影手順は以下のとおりである。
粒径100〜63μmにふるい分けされた火山灰を、
ハンドピック
(実体顕微鏡等の下で任意の粒子をピンセット等で選択すること)
せずに樹脂に埋めこみ、片面研磨片を作成し、
研磨面をEPMAの走査電子顕微鏡機能を用いて撮影。
この試料は、
三宅島2000年11月24日13時16分頃に噴出した
極細粒火山灰(色調:暗灰色)である。
採取は気象庁による。
採取地点は、三宅島南南西部の外周道路
(栗辺坂上〜薄木バス停の間)である。
三宅島2002年11月24日の降灰試料中には、
新鮮なガラス質火山灰粒子が認められたが、
これまで2000年9月以降の降灰試料からは、
同種のガラス質火山灰粒子の存在は確認されていなかった。
2003年1月の地震火山噴火予知連に提出された資料(PDF形式)は
こちらです。
反射電子像
撮影された反射電子像はすべて1000×1000ピクセルの電子画像ファイルである。
撮影倍率および1ピクセルの大きさは以下のとおりである。
- 200倍(約0.5 μm/1ピクセル)、
- 400倍(約0.25 μm/1ピクセル)、
- 800倍(約0.125 μm/1ピクセル)、
200倍による撮影では研磨片のほぼ全域がカバーされており、
それらの画像テーブルはtable.htmlにある。
以下に800倍(但し400倍を2枚含む)の画像を示す。
064.gifの一部。
065.gifの一部。
031.gifの一部。
039.gifの一部。
004.gifと
005.gifの一部。
005.gifの一部。
006.gifの一部。
007.gifの一部。
008.gifの一部。
009.gifの一部。
012.gifの一部。
013.gifの一部。
019.gifの一部。※400倍
024.gifの一部。※400倍
032.gifの一部。
033.gifの一部。
035.gifの一部。
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Isoji MIYAGI
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