2000年9月30日

観察&撮影:金子克哉@地調

陸上自衛隊ヘリコプター(同乗者:大野@日大)


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左:ヘリ全景。右:観察用ドア

・風が弱く,全体にカスミがかかっていて,視程が悪い. 三宅島山頂部には積乱雲が発達していて,遠望観測では,噴煙と雲の区別がつかない. しかしながら,カルデラ付近に近づくと,カルデラ内は良く見えた. 往路,大島に達する前,短時間硫黄臭感じた.9時40分ごろから観察開始. 北側の貯水池の水,および,近くの沢にかかる堰堤も, 鉄さびのオレンジ色に染まっていた.


大路池(特に色の変化はなし)


・噴煙は白色であるが, カルデラ内の火口のから立ち上るところでは,幾分灰色に見える. 主火口の東側に,噴気をあげる割れ目が少なくとも2本観察される.

・火口内は大きな変化はない.崩落による土煙は認識できず.


ページ作成:宮城磯治@地調