・風が弱く,全体にカスミがかかっていて,視程が悪い. 三宅島山頂部には積乱雲が発達していて,遠望観測では,噴煙と雲の区別がつかない. しかしながら,カルデラ付近に近づくと,カルデラ内は良く見えた. 往路,大島に達する前,短時間硫黄臭感じた.9時40分ごろから観察開始. 北側の貯水池の水,および,近くの沢にかかる堰堤も, 鉄さびのオレンジ色に染まっていた.
・噴煙は白色であるが,
カルデラ内の火口のから立ち上るところでは,幾分灰色に見える.
主火口の東側に,噴気をあげる割れ目が少なくとも2本観察される.
・火口内は大きな変化はない.崩落による土煙は認識できず.