2000年9月16日朝,海上自衛隊のヘリコプター(HSS-2B)に搭乗(同乗者:東大 大島 治さん,日大 大野希一さん)し,三宅島の噴煙・降灰調査を行いました.風早さんおよび気象庁の巡視艇ヘリからのSO2測定では,9月10日以降のSO2放出量は1日あたり1万トンを越えており,青白い硫酸ミストが灰白色噴煙の下にたれ込めていました.その時撮影した映像を紹介します.
↑ :島南南西海岸,粟辺の1993溶岩流,火山灰は溶岩と火砕丘の上に少し残っている
↑ :島北側伊豆地区上空を低く覆う硫酸ミスト
↑ ↑ :島北側から見た灰白色噴煙(多少灰が混じっている)+硫酸ミスト
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:島東側の三七山(1962年噴火の火砕丘)の奥から左に流れた泥流の痕
都道が破壊されたが応急復旧が行われていた
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:西北西側から見た灰白色噴煙
北方向にたなびき,その下に青白色の硫酸ミストが垂れ下がっている.
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:火口の上に立ち上る白色噴煙
入道雲のようにゆっくりとだがもくもくとわき上がっている