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三宅島ヘリ観察報告: 2000.09.01

観察・報告:宇都浩三 (産総研・地質調査総合センター)

同乗者:風早(地調),森(気象庁火山課)

ヘリ:海上自衛隊ヘリコプター(HSS-2B)


概要:

2000年9月1日早朝,海上自衛隊のヘリコプター(HSS-2B)に同乗し,気象庁と共同で
三宅島の噴煙・降灰調査および噴煙中の二酸化硫黄(SO2)濃度測定を行いました.
この日のSO2放出量は1日あたり約3000トンと見積もられました.
その時撮影した映像を紹介します.


画像;スライドショーは→こちら

:北東方向から見た三宅島
噴煙が700-800mの高度で東北東方向にたなびいている

:島の北東海岸上空から見た噴煙

:火口雄山は雲の中にあり,薄灰色の噴煙を放出している

:島の東北東海上を流れる噴煙(細かい灰と硫酸ミストが落下している)

:コスペックを用いて噴煙中の中の二酸化硫黄濃度を測定中の風早さんと森さん(気象庁火山課)

:南側斜面中腹の灰を被った1983年溶岩流と火砕丘(溶岩の出口)

:灰を被った1983年溶岩流(島南西部,阿古地区)

:灰を被った1983年溶岩流と阿古地区集落(島南西部)

:湿って重い火砕流堆積物が付着して倒れた樹木(島北側都道沿い)

:薄く灰が積もった1940年1962年火砕丘(島北東部,赤場暁)

:うっすらと灰をかぶった島南部の大路池(たいろいけ)


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