第5回地質写真コンテスト入選作品
題名:「タービダイト砂岩を覆う泥岩に2種類識別できるかな?
−平成20年度地質調査研修(4泊5日)の記録10−」
カテゴリー:調査風景
撮影者:徳橋秀一
勝浦市吉尾漁港のすぐ東方にのびる海蝕崖の大部分は、清澄層上部のタービダイト砂岩優勢砂岩泥岩互層から構成されている。
厚いタービダイト砂岩を覆う直上の泥岩をよく観察すると、どの泥岩も、下部が下位のタービダイト砂岩と同時にもたらされた
細粒均質なタービダイト起源泥岩、上部がタービダイトと関係がなく時間をかけて非常にゆっくりと堆積してできたやや粗粒で
不均質な泥岩(シルト岩)の2種類から構成されている。