題名:曲がってしまったコア
カテゴリー: 調査風景
撮影者: 辻野 匠
海底堆積物の柱状試料(コア)を採取する時に,海底でコアラーのバレル(筒)が曲がってしまうことがある.コアラーの頭にある錘の部分が重く,下のほうが軽いため,底質の状態や微妙なウィンチ操作によってコアラーは転倒し曲がってしまう.そのためコアを採取するには十分な経験が必要であり,このような失敗を積み重ねていくことにより技術が向上していくのである.横には,未使用の折れ曲がっていないバレルを併置している.