「赤名」図幅地域は中国山地の中央部,島根県と広島県の境界に位置しています.古くはさらに出雲・石見・備後・安芸4国の国境が入り組み,今も地域内には三国山が2つもあってその名残をとどめています.
本地域の地質は古い方から秋吉帯の古生界,白亜紀後期–古第三紀火成岩類,中新統,鮮新統 及び第四系からなっています.古生界(灰色)は南東部に狭く分布し,石灰岩体から島根県内では最も古い石炭紀の四射珊瑚化石が発見されています.白亜紀後期–古第三紀火成岩類は火山岩類(緑色・肌色・藤色)と深成岩類橙色・紅–桃色)からなり,全域に広がっています.中新統から第四系の分布は小規模で上の画面では分かりづらいのですが,東部には紺色のアメーバー様に分布する鮮新世末アルカリ玄武岩体が見えます. |